2006年8月12日(土)   辨屋3号    同行者:次男

天気・・・晴時々曇り一時雨    満潮・・・7:31  干潮・・・13:58  大潮

今日は第11回三重釣り歩記会に参加した。
今回は辨屋さん。丁度数日前よりヒラマサを放流し始めたこともあって
ヒラマサ大好きの私には、もう楽しみでしょうがない。
この日は次男も部活が休みなので、久しぶりに一緒に連れて行くことにした。
息子は「久しぶりに釣りに行っても、僕の方がたくさん釣れたりしてね」
な〜んてことをほざいておるが、「ありえ〜ん!! 今日こそ親父の凄さを
嫌というほど見せつけてくれるわ!!」 ガッハハハハ。

今日は我等親子はマナブンさんの車に乗せていただき、楽チン釣行。
午前3時に出発して、一路礫浦へ。途中鈴鹿〜亀山間で渋滞に遭って
ちょっと面食らったが、4時半過ぎに玉城インターを通過。
どこでエサを買おうかと相談の結果、最もシラサが大きそうなサニーズに
する。なんせ「ヒラマサにはシラサ」だかんねぇ〜。(笑)
ここで、活きアジ、シラサ、生ミック、マムシ(息子の得意エサ)を買う。
また、家からは、サンマ、イワシ(大、小)、カツオの切り身、イカのはらわた、
着色甘エビ、団子の残りを持ってきている。照準は完全に「ヒラマサ」。

魚かしでエビ団子の素を買いながら、牧野さんから情報収集をする。
辨屋さんは前日青物放流デーだったのだが、ものの見事に釣れてなかった
そうで、「南東角しか食わんよ。」とのこと。確かに昨日の辨屋さんのHPでは、
良くなさそうな気配ではあったが、ちょっと心配だなぁ・・・。

そんな暗雲立ち込める中、5時半過ぎに到着。
今日はこのHPにも良く来ていただくsasapuuさんを始め、辨屋ファンの方々が
多数参加されて、総勢31人と今までにない大所帯。
また有名な吉野の浜ちゃんさんも参加されるようで、ちょっとビビリぎみ。(^^;)ゞ

2,3,4号の3つの筏を使用するとのことで、私たちは3号筏となる。
いつものようにジャンケンで場所を決めると、我等の代表の次男が1番。
やったーと、迷う事なく南東角を確保。シメシメこれで坊主はないぞ。(^-^ )
功労者の次男を南東角にし、私が南中央、マナブンさんが南西角、金パのオヤジさん
親子が西側、Kさん親子とRさんが北側、釣魚好人さんとHさんが東側となった。

息子の鯛竿を用意し、私は青物竿。昨日から1投目はイカのはらわたと決めている。(笑)
6時35分一斉スタート。・・・・・・シ〜ン・・・・・。
しばらくすると、息子が「キター!!」。3号2.7mの竿が満月になっている。
なかなか上がって来ないので、ひょっとしてビッグシマアジかな?と思っていたら
なんと53cmの大鯛。コリャよく引くわけだ〜。エサは得意のマムシだって。
続けざまにまたもマムシでグレを上げ、順調なスタート。やっぱり南東角だ。
と喜んでいたのだが、その後はパッタリとアタリがなくなってしまった。

私も鯛竿に替えてがんばって見るものの、なかなかアタリに出会えない。
そのうちオキアミを底ギリギリに入れていたら、穂先がスッと入った。
慌てて合わせたがスカッ(^^;)ゞ
再度同じところにオキアミ2匹掛けで入れると今度も穂先が入って行く。
ちょっと送り込んであわせるとガッチリ乗った。よ〜し!(^-^ )
ところが中々上がって来ない。何度も糸を出され、大鯛か?BIGシマアジかと
思いながらやり取りをしていると、なんとこれが念願のヒラマサちゃん。
このときにはすでに2人の方とお祭りしていたが、慎重に寄せてきて、マナブンさんの
差し出すタモにまさに入ろうとした瞬間、「ベキッ!!」・・・。

ギョエー!! 竿が真っ二つに折れちゃったよー。(><)
慌てて足元のラインをつかんで、何とかそのままにタモに入れる。ホッ(^-^ )
大人しいヒラマサちゃんだったから良かったけど、ヤンチャ坊主で、もうひともぐり
されたら完全にアウトだった。竿を立てすぎたかな?
何はともあれヒラマサゲットで、\(^ ^)/ バンザーイ

その後はあたりもなく放流待ちとなる。
8時ごろになって放流船がやってきた。おっと放流してるのは(有)近藤水産さん(笑)
慣れた手つきで鯛、シマアジなどを放り込んで行かれた。
放流後は少し活性が上がったようでポツポツと鯛やシマアジが上がりだし
私にもやっと鯛が来たが、通りすがりの1匹のようで、その後が続かない。
そんな時、好人さんが「さちさんからもらったビールだけど・・・。」とプレミアムビールを
1本分けてくれた。ついでにと好人さんからミミガーも強奪してプシュ。
いや〜本物のビールは久しぶりだな〜。う〜ん旨い!!(^-^ )
さちさん、ごっつあんでした。m(__)m

ヒラマサも釣れたし、あとはシマアジを1匹釣ればもう満足。
ところが全くあたりがない。私も息子もマナブンさんのところでもう1匹ずつ鯛をゲットしたが
あとは全くナシの礫。
筏全体でも健闘しているのは好人さんぐらいで、あとは泣かず飛ばずの感じだ。

隣の4号筏では、滋賀の近藤さんが順調にシマアジを追加されている。
その横で青物師kawamuraさんがいつものようにどっしりと青物狙い・・・。おや?
kawamuraさん、それ鯛竿ジャン!!kawamuraさ〜ん竿が違うよ〜(爆)

2回目の放流はヒラマサ、カンパチ 、ハマチなどが入った。
ここでもう1本ヒラマサをと、昨日から考えていた通りサンマを斜めにぶつ切りして
放り込む。はらわたドロ〜リ。(笑)
するとシーパラの穂先がグッと入る。今だ!!と合わせるとスカッ!!
そしてそのまま2人とお祭り。そんなぁ〜。確かに穂先から伝わる感じがあったのに・・。
途中で離しちゃったの?(泣)

カンパチだー!! 顔が見えませんが好人さんです。大鯛ゲット

結局放流後もさして活性は上がらず、青物はRさんがカンパチ、マナブンさんがハマチ
金パのオヤジさんがヒラマサを上げたぐらいだった。

私は暑さとアタリのなさで全く集中力が切れてしまい、好人さんが用意してくれたスイカを
食べながら、しばらくボーと眺めていた。
そのうち「シラサでアタリがある」という声が聞こえたので、さぐりつり3.9mにグレ針を付けて
シラサを底ギリギリにいれてちょっと誘ってみる。
すると見事に穂先が入り、ビシッ!!しばらくやり取りのあと、これはひょっとすると青かもと
思い、その旨皆さんに伝えた瞬間、プッチ〜ン。ありゃりゃ〜(T_T)
見事にチモトで切れていた。結び目はしっかり見ておいたハズだが、考えて見れば3号ハリス。
ちょっと強引に巻きすぎたかも・・。う〜ん残念。

結局これが最後のアタリとなった。終盤マナブンさんがサンマを引っ張ってくれたので、
その横で活きアジを入れて待っていたが、残念ながら食わすことが出来なかった。

帰り際、雷が鳴り始め雨もパラパラ降り出したので少しずつ片付けモードに入る。
今日は私も3匹、息子も3匹で同数。ポイントでも私にマイナスハンディがあるので同点。
まあ、オヤジの凄さを見せ付けることは出来なかったが、ヒラマサを釣ったから
ちょっとは威張ってもいいかな。(笑)

な〜んて、思いながら息子に
「おーい、もう船が来るので竿を上げてくれ〜」
「うん、わかった。  あれ??  おとーさん、なんかついてる」(爆)
「はあ〜?」

息子の竿が満月にひき絞られ、やたら糸が出て行く。
いったいこの期に及んで何を釣りやがったんだと、タモをもっていくと立派なシマアジの
魚影が見える。場合によってはタモに入れる振りをして魚の頭を叩いてやろうかと
思ったが(笑)、これは何が何でも取り込まねば。
と言う事でドラグを緩めてやり、慎重にあげさせて無事タモ入れ成功。
うん、でかした。(^-^ )

結局息子は9位、私は18位となり見事に息子に負けてしまった。(T_T)
「ありえ〜ん!!」ことが起きて、とってもムカツクところではあるが、
ジャンケンゲームで辨屋賞のビール一箱をゲットしてくれたので
今回は許してやることにしよう。(笑)

今日はアタリも少なかったが、食いも浅いようで筏中でバラシや素張りが多発していた。
さすがにお魚さんも暑すぎて食欲が出ないのだろう。
最近は食いの悪い日が多いようなので、きっとヒラマサ君も随分貯まってきているはず。
爆発する日は近いかも?

本日の釣果  私: ヒラマサ×1、鯛×2
         息子: シマアジ×1、グレ×1、鯛×1、大鯛×1
アタリエサ:オキアミ、マムシ、シラサ

写真は2人での釣果+滋賀の近藤さんに頂いた
シマアジ1匹

さて、今回の優勝は予想通り、吉野の浜ちゃんさん。
2位は毎度おなじみ好人さん、3位はなんと小物釣りに
変身した(笑)kawamuraさんだった。
3号筏では金パのオヤジさんも上位に入っておられた。

今回の釣り歩記会は今まで以上に多くの人が集まって、
また景品も皆さんに行き渡るように用意され、なかなか
豪華な集いだった。
幹事の好人さん、お世話になり有難うございました。
また、本日ご一緒いただいた皆様、有難うございました
最後に、行き帰りの運転をしてくださったマナブンさん、
本当に有難うございました。今回も楽チン釣行が出来ました。