2006年7月22日(土)    いむら  中央筏

天気・・・晴時々曇り    満潮・・・2:45   干潮・・・10:52

ここ最近は狙った石鯛は全く釣れず、前回のデンパチデーではシマアジにも見放され
また同じ筏で私だけ青物が釣れないという情けない結果となったので、もう今月は
大人しくいていようと思っていた。
そんな矢先、いむらのHPで「石垣鯛、ヒラメを放流します」というのを見て、釣り堀依存症が
うずきだし、数日後の「石鯛も少し入荷しました」という書き込みで、一気に爆発してしまった。
こうなると、もう誰にも止められない。(笑)

いむらはシマアジの放流量が半端ではなく、鯛より多いんじゃないかというぐらい入れてくれる。
ただそれ以外は鯛、ワラサ、カンパチと魚種が少ないので、ヒラマサ、石鯛、ハタマスなどが
釣りたかった私は昨年の11月以来、すっかり足が遠のいていた。
でも「石垣鯛、石鯛、シマアジ、カンパチ、ヒラメ」が入っているとなれば、最早どの釣り堀よりも
最優先して行かなければならない。(笑)
ということで、今回は単独釣行を覚悟していたのだが、折りしもJackyさんがトーマスさんと
いむらへ行かれるとのことだったので、私もお仲間に入れてもらった。

いつものように、旭家でマムシ1杯とシラサ半分を買う。小ぶりのアジも5匹頼んだのだが、
5匹では入れ物持参でないとダメとのことなので、マツモトで仕入れた。
魚かしではシマアジ用にエビ団子の素を2パックと念のため黄ダンゴも買った。
また、家からは着色甘エビと魚玉の残り物を持参し、全部で餌は7種類。

6時30分、本日の釣客10人を乗せて出船。今日は二つの筏を使用するとのことで、ジャンケンの結果
私たちは中央の筏となった。私は北西、トーマスさんが西側、Jackyさんが南側、常連さんお二人は
東、北東に釣り座を構えた。

いつもなら一投目は青物を狙うのだが、1月8日の傳八屋以降、朝イチの青物に出くわしたことが
ないので、今日は堅実に鯛竿でスタートしようと昨晩から心に決めていた。
するとイキナリ東側の常連さんに青物ヒット。続けてJackyさんにも・・・・。
アチャー、完全に裏目が出た。(T_T)
慌てて青物竿を用意して、棚取りもせぬまま活きアジを放り込むが、時すでに遅し。
そういえば大将が出船前に「真ん中の筏は3日ぐらい使ってない」と言ってたっけ。
もっとこの言葉に敏感になるべきだった。(T_T)

朝イチの青物のジアイが終わると一気に静かになった。南側半分では時々釣れているが北側半分は
全くアタリがない。探っても、円月釣法でも、また中央を狙ってもダメ。
はぁ・・・、放流まで耐えるしかないかぁ・・。

ところで、ここは巾着型のスカリを使っている。日頃、傳八屋や辨屋の口の開いたものを使っていると
やはりこれは使いづらい。そこで思い切って昨晩、フィッシング遊でスカリを買ってきた。
早くこの中に魚を入れたいのだが・・・・。

8時ごろ待ちに待った放流となる。シマアジと鯛が半々ぐらいでバラバラッと入り、ヒラメ、石垣鯛が1匹ずつ
入れられた。石垣鯛が1匹だけとはちょっとガックリ来たが、この人数では当たり前か。
この分で行くと、生簀の中にもそれほど居るとは思えないし、こりゃぁ石垣鯛を釣るのは宝くじを
当てるようなものだなぁ。(^^;)ゞ

放流後は南側に魚が集まっているようで、Jackyさん、トーマスさんは順調に釣果を伸ばしておられるが
こちらはさっぱり。Jackyさんから「こっちにおいでよ」とお誘いを受けたが、ちょっと意地を張った。(笑)

足元をあきらめて、3.9mで真ん中を狙うと、ようやく穂先がコツコツと反応した。オオッ、待望のアタリだ!!
が、嬉しさのあまり思わず固まってしまって、合わせる事が出来ない(^^;

すぐに同じ棚にエビ団子の素を入れると、今度ははっきりと穂先が入り、ビシッ!!
なかなかの引きで、柔らかい穂先が海面に何度も突き刺さり、ようやく40cmもあろうかという
シマアジが姿をみせた。ワーイ!myスカリにやっと獲物が1匹入ったぞー。(^-^ )

しかし、このシマアジも通りすがりの1匹だったらしく、その後は反応ナシで2回目の放流となった。
ワラサ、ハマチ、などと一緒に石鯛も1匹放流された。カンパチも入るかと思ったがそれはナシ。
カンパチはワラサの2倍の値段がするとのことで、人数が多ければ放流するが、今日は5人と
少ないので入れなかったとのこと。生簀の中には入っているそうであるが・・。

ところで、この放流された石鯛は何を血迷ったのかイキナリ東側の常連さんのダンゴに食いつた。
石鯛は警戒心が強く、放流してから数日経たないと釣れないと聞いていたのだが、放流されたら
一目散にダンゴめがけて食いついていくのだから、石鯛の中にも変わり者がいるもんだ。
どうせなら私のアジに食いつけばよかったのに・・・(笑)

活きアジでしばらく青物を狙うがどうもスイッチが入らないらしく、食ってくる気配がない。
結局放流後はだれにも青物はかからなかった。

その後は、マムシを着けて中層で石垣鯛を狙ったり、ダンゴで足元を上から底まで狙ったり、
3.9mで中央を攻めたりと思いつくことをイロイロやってみる。
smileさんの釣行記ならここら辺で「答えは出た」と爆釣モードになるのだが、私の場合はそうは行かない。(笑)
それでもなんとか北西角で鯛2匹を追加した。
時計を見ると、あんれまぁ、もうほとんどお昼じゃないの。(^^;)ゞ

このままでは何ともならんワイと、ついに出稼ぎに行く事にした。まずは一番アタリが出ている南東角。1投目から前アタリが出る。だが待ってもなかなか食い込まないので、ちょっと横に誘ってやったらそのまま穂先を持っていった。シマアジゲット〜!!
ヤッパリ釣り堀は場所じゃのう(笑)
続けて鯛を2匹追加して一旦自分の場所に戻る。
でも、ここでは相変わらずアタリがでない。
後半はコッチだと思ってたんだが・・・。
とても石垣鯛どころではないなぁ・・・。
全員集合〜!!

潮の流れは東から西へ流れているようなので、今度は北東の角に入れさせてもらう。
常連さんから、「ここでは釣れないよ」と言われたが、なんか魚が居るような・・・・。

黄色ダンゴを落としてやると小魚がつッつきに来る。するとその下から鯛が一匹浮いてきて
黄色いダンゴをパクッ。キャハハ!食った〜!!鯛ゲットー!!
続いてもう一度黄色ダンゴを落としてやると、今度は途中から糸が横に走り出した。
ラッキー!!またまた鯛ゲットー!!

常連さんが南東角に移動されたので、もう少し広くさぐることにした。
どうやら鯛は浮いてきているようだ。ということはシマアジはもっと上か?
正直なところ、このときは完全に石垣鯛のことなど頭になかった。

シラサを3匹付けて4mぐらいから少しずつ棚を下げて行く。
6mに達したときついにそれは来た。ククッ、ギューンと穂先が入ったのだ。
最初は狙い通りシマアジが来たと喜んでいたのだが、黒い魚体がチラッ!
一気に緊張が走る。(笑)   うわー、石垣鯛だ!!(^▽^)
絶対にバラシてはならじと慎重にやり取りして、無事タモ入れ終了。
再放流しては元も子もないので、慎重に両手でしっかり掴んでスカリに入れた。
ヤッター!!念願の石垣鯛ゲットだー!!\(^ ^)/ バンザーイ

それにしても不思議なものである。あれだけ釣りたいと思っていた石鯛が全く釣れず
とても石垣鯛は無理だろうとすっかりあきらめていたら釣れるのだから・・・。

結局、これで完全に舞い上がった私は、この後は全く釣りにならず、このまま終了時間を迎えた


本日の釣果  鯛×6、シマアジ×2、石垣鯛×1
アタリ餌   エビ団子の素、黄色ダンゴ、シラサ、魚玉


今日は午前中の出来からすると相当厳しい結果になるのではと心配していたが、
結果として石垣鯛と良型シマアジが釣れて楽しく終わることが出来た。
また、釣れた魚もしっかりと血抜きが出来ていたので、捌いていて気持ちよかった。

ここはシマアジがとても多いのが魅力ではあるが、反面、魚種が少ないのがちょっと物足りなかった。
でも今回のように、シマアジ以外の「目玉」を作ってくれると、とても行きたくなる釣堀になる。
もし、ヒラマサなんか入ろうものなら、真っ先に飛びついてしまいそうである。(笑)

今回、念願の石垣鯛を釣ったのだからと、さほど大漁でもないのに大将が釣果写真をHPに載せてくれた。
そんな心遣いもちょっと嬉しかった。(^-^ ) 有難うございました。
myスカリも買ったことだし、また秋になったら行ってみようと思う。

本日ご一緒いただいた、Jackyさん、トーマスさん、有難うございました。
また、よろしくお願いします。m(__)m