2006年5月21日(日)  辨屋3号筏   同行者:ヤッチャン、カッチン、やまちゃん

天気…快晴    満潮…12:17  干潮…7:00  小潮

今日は(有)近藤水産さん主催の「大爆笑会」に参加した。私は昨秋に続き2回目の
参加なのだが、今回はさらに参加者が増え、約60名で6筏貸切になるらしい。
その名の通りとても楽しい大会なので、回を追うごとに盛況になっていくようだ。

ヤッチャン、カッチン、やまちゃんの3人を乗せて午前3時に名古屋を出発。
東名阪が一部通行止めになっているのでsasapuuさんに教えていただいた
名古屋西IC〜鈴鹿IC〜306号〜23号〜津IC〜玉城ICのルートを走り、4時半過ぎに
玉城ICに到着。旭家で石鯛特効餌のマムシ、青虫などを買い、活きアジを求めて
マツモトに向かうと店内でfrankさんにバッタリ出会う。
今日は皆さんで傳八屋に行かれるとのことで、その手にはしっかりとマムシが握られていた。(笑)
石鯛が釣れたら連絡を取り合いましょうとエール交換して別れ、魚かしに向かう。
「今は赤色がいい。」と言う牧野さんのすすめで、エビ団子と角切りの団子の赤を買って、
6時ちょい前に辨屋さんに到着。

皆さんと挨拶を交わして受付を済ますと程なく渡船時間となる。
私たち4人はワタナベさんグループ5人と3号筏に上がる。場所決めジャンケンで負けて
私は東側に入ることになった。でも、今日はほぼ終日上げ潮なので東側は潮上になるはずだし、
先日読んだ「プーさんのはちみつで乾杯」の釣行記によると、今日とほぼ同じ潮回りで東側に
石鯛がかたまっていたので、ここはまさにプラチナシートになるはずなのだ。ムフフ・・・(^-^ )
あとは足元に浮いてきた石鯛をバッカバッカと釣り上げるだけ。
本日のテーマ「今日こそ石鯛だー!」はもはや確約されたのも同然じゃ!(^▽^) ハッハッハ
いや〜釣れすぎたらfrankさんにもおすそ分けしなくっちゃねぇ〜。(笑)



←4号筏                            2号筏→

「パァーン!!」 7時になり開始を知らせる花火が上がる。
満を持してシーパラ4−400にカツオの切り身を付けて放り込む。
一旦底まで落としてから6mぐらいまで誘いを入れながら巻き上げ、さらに徐々に底まで落としこむ。
「どうよ、カンパチ君!食べてみない?」 ・・・・・あれ??・・・全く反応ナシ。(^^;)ゞ
青物が浮いているのがみえるので、イカやサンマで誘ってみるがこちらも
追っかけてくる様子もない。イマイチ乗りの悪い青物だなぁ・・・・。
しばらく続けてみたが食いついてきそうにないので鯛竿に持ち替えることにした。

着色甘エビを付けて何度か7mぐらいからさぐっていくと、底一杯で小さく穂先を押さえるアタリが出る。
少し送り込んでから軽く聞いてやるとやや重みを感じる。よし、食ってるゾ。(^-^ )  「 ビシッ!!」
本日最初の心地よい引きを楽しんで、綺麗な真鯛をタモに収める。
いつもの事だが1匹目を釣ると『これで坊主は免れた』とホッとする。
こんな事を思うのは私だけだろうか?(笑)

さらに甘エビを投入するがアタリが続かず、生ミック、オキアミ、キビナゴと餌を替えてもダメ。
ふと牧野さんの「赤色がいい」を思い出し、魚かしの赤い角団子をつけると、程なく穂先が沈み
2匹目の鯛をゲット。おお、ホントに赤がいい!!(^-^ )
しかしその後はアタリもなく、浮いている青物に遊ばれながら1回目の放流を迎えた。

放流は鯛、イサキが中心で最後に大きな鯛が1匹入った。
期待して鯛竿の穂先を注視するが全く反応がない。どうも私の前ではアタリが出ないようだ。
潮上の位置を取ったつもりなのだが、今となっても一向に潮が動く気配がないのだ。
そこで、さぐり釣りSP 3.9m(穂先改)に持ち替え、生簀の中央を攻める事にした。

この竿はつい最近まで青物竿で使っていたのだが、シーパラ4−400を手に入れたので
出番がなくなってしまったのである。ただお気に入りの竿なので、このままお蔵入りでは
勿体無いと思い、今回、筏竿用の穂先を付けてみたのだ。
もともとノーマルでも穂先は柔らかいのだが、これでさらに細かいアタリが取れるはずだ。

今まで自分の目の前でアタリが出なくなったとき、ひょっとして生簀の中央ならアタリがあるのでは
ないかと思ってはいたのだが、(smileさんも「困ったときは真ん中の底」とおっしゃっていたような・・・)
この竿は青物用で使っていたし、またウキ釣りもイマイチ上手くいかなかったので攻めきれずにいた。

でも今回の改造で、コイツは生簀中央でも筏竿のように細かいアタリを拾ってくれるのではなかろうか。
つまり、いままで欲しかった「長尺小物竿」の出来上がり〜というわけなのだ。(^-^ )
ただ中央の底にはどんな大物が潜んでいるかちょっと心配なので仕掛けは道糸ナイロン6号、
ハリス5号、針10号にしてみた。
あれっ?これだとフツーの青物用の竿か?(爆)

さあ、果たして小さい当たりをちゃんと表現してくれるだろうか・・・。
まずは着色甘エビをつけ、真ん中の底へ落とし込んでいく。
「深い所の食い気のあるお魚さ〜ん。今、目の前にエサを持っていってあげるからね〜!」
だが・・・・あれれ??(笑)

2投目は赤い角切り団子を放り込む。仕掛けがなじんでしばらくすると穂先がピクッとなる。
おお、やっぱりいるぞ!!(^o^)。
固唾を呑んで次のアタリを待っていたがそれっきり動かない。
あれ?今のはあたりじゃないのかな? 
それを確かめようともう一度同じエサを放り込んでやると、今度はスーッと穂先が入っていく。
「してやったり〜!!」 (^▽^)  バシッ!! なかなか良い型の真鯛が上がってきた。
やっぱり真ん中の底は釣れるんだ〜。
でも喜びもつかの間で、これも単発で終わってしまった。食い気があるのはたった1匹だけなの?

2回目の放流は石鯛2枚とカンパチ1本、ワラサ、ツバスが入った。
青物は相変わらず見えるところでグルグル回っているのだが、なかなかスイッチが入らない。
そのうちツバスやワラサがポツポツ食い始めたので期待するが、私のえさにはもう少しと
言うところまで来ても寸前でそっぽを向かれる。
近藤さんにも個人レッスンして貰うがなかなか食わせられない。うーん、うまくいかんなぁ〜
「相手をイライラさせるぐらいしつこく誘うといい」とアドバイスを受けたが、結局こちらが
イライラして投げ出してしまった。(笑)

ところで、肝心の石鯛君の姿が見えない。4号筏ではシマシマ釣果に歓声があがってるのに・・・
そろそろ私の目の前に浮いてきてくれなくては困るんですけど・・・。
な〜んて思ってたら、全く反対側の南西角のワタナベさんに石鯛が来た。
『おいおい石鯛君、そっちじゃないでしょう・・・』(笑)
棚は「底」で餌は「マムシ」とのこと。な〜るほど。

ということは浮いてなくても僕の足元にはきっと石鯛ちゃんがいるんだぁ。
なんてったって、ここはプラチナシートなんだから・・。(笑)
すかさず足元にマムシを放り込み底まで探る。でも・・・・うん? おかしいなぁ〜?。

そうこうしていると再びワタナベさんの竿が曲がり、またも石鯛君。やっぱり「底」で「マムシ」だと。
ムムム・・・ひょっとしてプラチナシートは西南角?いやいやそんなバカな!本命はこっちのはず・・・・。
きっともうすぐ私の穂先も・・・・・。きっと・・・もうすぐ・・・・う〜ん・・・・。

そのうち、あろうことかワタナベさんの隣に竿をだしていたやまちゃんにも石鯛が釣れてしまった。
『デ〜ッ!ヤッパリ あっちが本命だぎゃー!』(爆) 
たまらず私もワタナベさんのとなりに竿を出させて貰う。わずか50cm四方に竿が4本。(笑)
が、結局そのあとは石鯛からのお返事はもらえなかった。(T_T)

その後も手前ではアタリがないので再びさぐりつりで中央を攻める。
エビ団子を放り込むとピクンと穂先が動いたがそのまま餌落ちの様子。
今度は着色アマエビをエビ団子でくるんで放り込むと少しずつ穂先が入っていき、真鯛をゲット。
もう一度同じようにして鯛を追加。
団子でアタリがなくなったので、シラサに換えてみると穂先がピクピクしている。
もうすぐ食い込むかな?と思った矢先、青物を見釣りしていたやまちゃんから「青でーす」の声。
「ん〜もう、折角いいとこなのにー」と、已む無くそのままあわせると針かかり。(^-^ )
青物のWヒットかな?と期待したが、私のは赤く、早々に引き上げる。

ビッグヒラマサと格闘中 美味しそ〜


やまちゃんの青物は大きいらしくラインが出っ放し。ようやく姿が見えた。BIGヒラマサだ。
約15分かかって浮かせて、私がタモ入れした。これだけ大きいのを掬うのは初めてなので
ちょっと緊張したがなんとか一発で掬えてホッとした。
やまちゃんは釣堀2回目で、道具も全てヤッチャンからの借り物という超ビギナーなのだが、
今日は石鯛とビッグヒラマサを釣ってしまった。(ワラサ、ツバスも)
もし私だったら盆と正月が一緒にきたぐらいの大騒ぎなのに、やまちゃんは嬉しそうではあるが
淡々としている。どうやら、事の重大さが全くわかってないようだ。(笑)
それにしても2回目の釣行で私が今まで釣ったことない石鯛とBIGヒラマサを両方とも釣ってしまうとは
神をも恐れぬ所業。(笑) 次回は隣で釣り方を教えてもらおっと。(^-^ )

さて、このヒラマサが上がったところで1時半。集計の時間となった。
集計後も青物、石鯛と狙ってみたが結局最後まで相手をしてもらえなかった。

今日はほとんど潮が動かず、せっかく潮上の釣り座に入ったのにその利点を生かせなかった。
ただ、長尺小物竿?は予想通りの結果を出してくれたので、これは収穫だった。
これから困ったときの「頼りになる相棒」になってくれそうだ。
それにしても今日は浮いている青物に振り回されてしまった。
もっと何を狙うかを考えて釣らなければ・・・。

カッチンは今日が長女の誕生日らしく、刺身でお祝いをと意気込んだが、竿下のトライアングルに
悩まされていた。しかしここ一番でワラサ、ツバスを釣り上げ、みごとお祝いの刺身を確保。
改めて釣り堀での運の強さを示した。
ヤッチャンは今回青物竿を新調するほどの気合の入れようだったが、青物からのラブコールは
もらえず、本領を発揮出来なかった。

表彰式は大変な盛り上がりとなった。あのJackyさんが○−ズだったこともあって、近藤さんの
格好の餌食となり突っ込まれぱなし。Jackyさんもそれに応えてまさにその名の通りの「大爆笑会」。
前回もそうだったが、本当にこの釣り大会は楽しい。近藤さんが準備にご苦労されたことは想像に難くないが、
きっとご本人もワクワクするぐらい楽しんでアイデアを考えておられるのだろう。
秋の大会はもっとパワーアップするようなので今から楽しみだ。

(有)近藤水産さん、楽しい一日を本当に有難うございました。
また、ご一緒頂いた皆様、有難うございました。
ちなみに私は3位グループでジャンケンして「つばき賞」を獲得。魚かしの3000円の商品券だった。(^-^ )

ところで私は何時になったら石鯛が食べれるのだろう・・・
やはり他力本願しかないかなぁ・・・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

本日の釣果  鯛×6
アタリ餌   魚かし赤い団子、エビ団子、シラサ、着色甘エビ