2006年5月3日(水) マリンパークくまの灘+はさま浦釣り堀センター
同行者: 三男
天気・・・・晴 満潮・・・8:03 干潮・・・15:32 中潮(大潮後)
GWだというのに長男と次男はともに部活で忙しいらしく、私と遊んでくれるのは小2の三男だけ。
そこで今回は三男を釣り堀デビューさせる事にした。いままで一緒に連れて行ったことはあるが
ちゃんと竿を出させるのは今回が初めて。そこで、すぐに「もう帰ろー」と言われても困るので、
まずマリンパークのアジ釣りでご機嫌とってから、はさま浦釣り堀センターのナイターに
行く事にした。まあ、両方とも陸続きなのでいざとなれば車に放り込んじゃえ。(笑)
大渋滞覚悟で朝6時に出発したのだが、四日市付近で4〜5kmの渋滞に遭ったぐらいで
意外にも順調に進み、このままだと随分早く着いちゃうので松阪で高速を降りることにした。
これで名古屋西からの高速代は「通勤割引」となって半額の1250円。超お値打ち〜(^-^
)
それでもまだ時間があるので、今日が初めてのはさま浦釣り堀センターを下見することにした。
HPの予約状況はいつも「空」なのでガラガラなんだろうと思っていくと、駐車場は満杯。
そして筏の上も人、人、人。お〜、コリャ満員御礼ジャン。でもお客さんを見ると傳八屋や
辨屋のようにいかにも「玄人」という雰囲気の人は少ない感じ。
しばらく桟橋から様子を眺めていると、ちょうど放流船が来た。どのくらい入れるのだろう?
と興味津々見ていると、各筏に鯛を40匹ほど入れていた。
青物がどのくらい入るのか分からないが、鯛だけをみればなかなかの放流量ではなかろうか。
これはナイターでも期待が持てそうだ。みなさ〜ん、 たくさん残しておいてねぇ〜(^-^
)
ということで、ちょうどいい時間になったので隣のマリンパークくまの灘へ向かう。
今日はここでアジ釣りが出来るビギナーズコーナー(2時間2000円)を予約してある。
三男は昨秋ここで18cmぐらいのアジを40匹ほど釣っているので、今日も気合が入っている。
魚を捌く私にしてみれば程々にしてもらいたいのだが・・・・・。(^^;)ゞ
さすがに連休中とあって、ビギナーズコーナーも子供連れで大盛況のようで、予定より
随分待たされ、11時20分にスタートする。
入れ食いを期待するがイマイチ食いが悪い。ポツンポツンとは釣れるのだが、この前のように
活発に食っては来ない。30cmぐらいの鯛も2〜3匹入っているのでこれがアジを神経質にさせて
いるのかも知れない。お店の人は息子に「鯛も入れてあるから釣ってよ〜」と言うが、鯛はナイターで
しっかり釣るつもりなので『いいか、鯛は要らんぞ、アジを釣れよー』と息子にそっと耳打ちする。(笑)
あまり食いが悪いので息子の竿を取り上げて誘いを入れてみる。やはり鯛の動きにおびえているのか
餌を見ても知らん顔するヤツがほとんどだ。そのうち鯛がスーッと近づいてきてオキアミをパクッ!!
「ウワッ!お前は要らんちゅうとるのに〜」と思いながらも、延べ竿でやり取りを十分楽しんでお店の人に
タモ入れしてもらった。小ぶりだが綺麗な鯛だ。
「鯛は釣ったらダメって言ったジャン」と息子に突っ込まれたが、来ちゃったものはしょうがないよー。(笑)
しばらくして隣の生簀が空いたので、移動する。こっちは鯛がいないのでアジの食いがまだ良いのだ。
息子は何匹か釣った後早くも飽きてきたようで、イカ焼きが食べたいと横の売店に行ってしまった。
交代して私が竿を持つが、何時まで経っても戻ってこない。心配になって見に行くと、苦しそうに
イカにかぶりついている。どうやらお店のおばちゃんがおまけしてくれたようで、食べても食べても
減らないので困っていたそうだ。 私の顔をみてようやく助けが来たとホッとしていた。(笑)
結局その後も好転せず16匹という貧果で時間切れ。
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マリンパークのビギナーズコーナー 左側の生簀には鯛も入っている |
釣った魚をさばいてくれます アジは勘弁してって(笑) |
外道(笑)の鯛は小さなお子様連れのご家族にもらっていただき、お隣のはさま浦釣り堀センターへ。
ここはある方の昔の釣行記を読んで良いイメージがなかったので、今まで敬遠していたのだが、
先日魚かしの牧野さんが「魚は某人気釣り堀と同じだし、青物もウヨウヨいるし、ナイターの5000円は
値打ちだよ。」と教えてくれたので来て見たのだ。
駐車場に降りようとすると入り口の路肩に何台も車が止まっている。皆さん昼の部のお客さんの車が上がって
くるのを待っているようだ。駐車場に余裕がなく、降りる道も急坂で車1台分の道幅なので止むをえない。
不便だなぁ〜と思いながらもしばらく待って車を止める。
受付は桟橋の入り口とのことで、荷物を持って行くとHPでみた名物?店主が立っていた。
予約した旨を伝えると、「あれ?入ってないなぁ・・・。まあいいや、じゃあ、6号筏に入って」との事。
『ちゃんとメールで予約を入れて、返信までもらっているのに、結構いい加減だなぁ〜』と思うが
2人分の金額を支払い筏に降りる。
どうやらナイターの方もほぼ満員のようで、店主の「良く釣れるから、たくさんお客さんが来るんだ」との
威勢のいい声が聞こえる。な〜るほど、もしそうなら是非あやかりたい。(^-^
)
どこがいいのかさっぱり分からないのでとりあえず7号筏を背にした。
周りを見ると外人さん(日系人?)が大人数で来ているようで、6号筏も9人中、5人が外人さん。
隣の2号、7号も全て外人さんなので、周りで日本語はほとんど聞こえず、まるで自分達が外国人に
なったような錯覚を受ける。全く奇妙な雰囲気だ。
まずは子供用の鯛竿を用意して、私は青物用のシーパラをセットする。
実は、今日のテーマは「石鯛と青物を釣って明日は手巻き寿司!」なのだ
石鯛にはマムシを用意したし、青物は活きアジをわざと買わずに、イワシ、サンマ、カツオ、キビナゴ、
小さいスルメイカで誘いまくってやるつもりなのだ。最近好調なので今日も釣れちゃうかも。(笑)
青物が浮いているのが見えたので、早速イワシ、イカで誘ってみるが知らん顔される。あれれ?
何度もやってみたが反応はなく、そのうち見えなくなってしまった。
おかしいなぁ〜、この前の辨屋ではこれで釣れたんだけど・・・・。(^^;)ゞ
子供の竿も団子や甘エビをつけてみるが反応なし。試しにキビナゴをつけてやるとやっとアタリがでた。
竿を持たせるとラインが横に走るので一瞬青かと思ったがどうやら真鯛のようだ。
竿を一緒に持ってやりながら本日第1号の真鯛をゲット。ヤッタネ!(^-^ )
牧野さんの言うようにとても綺麗な40cmぐらいの立派なヤツだ。
私も鯛竿に替えてキビナゴをつけてみるがこちらはあたらない。
ふと足元を見ると、鯛が浮いてきている。『な〜んだこんな浅いところにいらっしゃたのねー。』(笑)
早速4mぐらいに落とし込むと、鯛が黄色い団子を軽くくわえるのが見える。しかしすぐ離してしまう。
そしてもう一度くわえに来る。今度は穂先を送り込んでやるとくわえたまま潜っていく。ここでビシッ!!(^-^
)
な〜るほど、こうやって餌を食べるんだ。なんかいいもの見ちゃったナー。2匹目!ゲット〜。
息子の竿も棚を4mにすると一発で穂先を持って行く。息子も大喜びで3匹目をゲット。
右隣のおじさんにも日本人同士のよしみ(笑)で棚を教えてあげるとおじさんもすぐに鯛をゲット。
左側にいた外国人グループのおじさんが擦り寄ってきて「棚はどれくらいですか?」と
流暢な日本語で聞いてきた。あれ?この人は日本人?それとも日本語が堪能な日系人なのか?
う〜ん頭がこんがらがってきた(笑)
4mではあたらなくなってきたので、シラサをつけて扇状にさぐりながら6mまで落としていく。
すると穂先がきれいにお辞儀して見事ヒット。息子に竿を持たせて、その間に息子の棚も6mにする。
4匹目をタモ入れするや否や、息子の穂先が突っ込む。今度も息子を手伝いながら5匹目を取り込む。
あ〜忙しい。(^▽^) しかし忙しさもここまでですぐに静かになった。
鯛だけでは手巻き寿司にならないので、再度青物を狙う。ここは2本竿OKなので、もう1本を置き竿で
マムシを付けて5mぐらいに入れておく。もちろん狙いは石鯛。 しかし・・・・・・う〜ん・・・・(笑)
5時ごろ放流となり鯛が30匹入る。ナイターは鯛だけの放流なのだが思ったよりたくさん入るのでビックリする。
この放流で少しでも青物の活性が上がらないかと一生懸命誘うのだが全く反応なし。もちろん石鯛も。
息子もちょっとダレてきたので、鯛の居所を探してさぐってみる。4mから少しずつ下げていくと底網ギリギリで
ククッと穂先が入り6匹目をゲット。今度は底だ!と息子の棚も底ギリギリにすると、しばらくしてチョンチョンと
穂先が動く。竿を手持ちにさせて待っているとグッと穂先が入り、見事針がかり。
今度は自分ひとりで巻き上げると言うので、私はタモ入れ係に徹して無事7匹目をゲット。
自力で釣り上げることができたので本人も満足顔だ。(笑)
その後もう1匹鯛を追加したが、青物は随分誘ったにもかかわらず色よい返事がない、もちろん石鯛も・・・(T_T)
すっかり日も暮れ、もうアタリもないのでちょっと早いが7時前に納竿とした。
結局目標にした石鯛も青物もまったく釣れず、「手巻き寿司大作戦」はみごとに失敗。(T_T)
他の筏では石鯛や小ぶりのワラサが上がっていたが、6号筏では釣れたのは鯛とイサキだけだった。
最近好調だったので今日も上手く行くかと思ったがやはりそんなに甘くない。(^^;)ゞ
手巻き寿司は次回狙うことにして、今回の釣果は鯛シャブ、天麩羅、干物としよう。
息子はある程度釣れたこともあって最後まで「帰りたいモード」にはならなかったようだが、
さすがにアタリが遠のくと、つまらなそうだった。
今日は一人で鯛を釣り上げれたことが自信になったようで、また行きたいと嬉しい事を言ってくれたが、
せいぜい4時間ぐらいが限界だろう。今度は「はっかい」で4時間ぐらいやらしてみようかな。(笑)
さて、初めての「はさま浦釣り堀センター」であったが、放流量もまあまあだし、魚体も綺麗だったので
これで一人5000円ならお値打ちだと思う。これからは日も長くなるし、また駐車場にもすぐ戻れるので
私のように子連れで安く済ましたい方にはこのナイターはいいと思う。
ただ、翌朝魚を捌いてみたらエラの部分にべっとりと血が固まっていたのにはちょっとガックリ。
しっかり延髄を切断してくれてはいたが、血抜きが不十分だったようだ。
次回はシメてもらってから海水でもう一度自分でしっかり血を抜いた方がいいかもしれない。
それと細かい事ではあるが、スカリとトイレがもうちょっと手入れされているといいなぁと感じた。
今度はもっと空いているときに行ってみたい。
本日の釣果 真鯛8匹 ・・・・「ボクが5匹でお父さんが3匹」だそうです。ん?(笑)
アタリ餌・・・魚かし黄団子、シラサ、マムシ、オキアミ、キビナゴ
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帰りの渋滞が心配だったがこちらの方も亀山付近でちょっと混んだだけで順調に帰れた。
8時前に玉城インターに滑り込めたので、玉城ー桑名東間を「通勤割引」で半額に出来た。
往復の「通勤割引」で次回の餌代が出ちゃいました。(笑)