2006年2月26日(日)  辨屋1号筏    

天気・・・大雨、強風、うねり   満潮・・・・ 5:10  干潮・・・10:44  大潮


今回はヨッシーさん追悼茶団子杯に参加した。
ヨッシーさんとは昨年のBBQ釣り大会で、一度ご一緒した事があるだけなので
果たして私にこの釣り会の参加資格があるのかちょっと疑わしいが、「袖すりあうも多生の縁」
とも言うし、また、凄腕の方達がたくさん来られるようなので、あまり堅く考えず
勉強のためと思い参加させてもらう事にした。

数日前からこの日の天気は「雨」の予報。天気予報がハズれる事を祈っていたのだが、
残念ながら今回はめずらしく?当たってしまった。前日の予報では強い雨に強い風。
おまけにうねり5mと来たもんだ!
雨対策に防水スプレー2本分を防寒着に吹き付け、袖口から雨が入らないようにと、
リストバンドも購入したのだが、この予報には、はっきり言ってちょっとビビッていた。(笑)

いつものように前日は寝付かれないので、ちょっと早く出発して、向こうで仮眠をとることにした。
出発したころはまだ雨は降ってなかったが、津付近からポツポツと降り始め、松阪に入るころ
には本降り、玉城に着いたら土砂降りになっていた。
途中、コンビニの駐車場でちょっと休憩して辨屋の駐車場に着いたのは5時半過ぎ。
横殴りの雨が音を立ててフロントガラスを叩く。とても外に出る気になれない。
暗くてよく見えないが海も大荒れの様子。ホントにやるの?…
すっかり及び腰になっていたが、海が荒れたときはクロダイなんかは良く釣れるという話を
聞くので、ひょっとしたらこんな日は爆釣できるかも?と無理やりテンションを上げた。(笑)

時間になったので、完全防備をして、この大会の実行委員長、(有)近藤水産さんのところで
受付を済ます。私は1号筏で、太郎さん、Wさん、ひさぴーさん、トーマスさん、カトキチさん、
バラさんGR3名、釣魚好人さんと一緒との事。
勉強のつもりで来たとはいえ、マジで凄い人たちの中に入っちゃた。ど、どうしよう…・(^^;)ゞ

筏に渡してもらう船上で、太郎さんがポツリ。「こういう荒れた日の1号筏は釣れないんだよねぇ…」 
エッ?そうなの? さっき、せっかくテンション上げたばかりなのに…・(T_T)
筏に上がると、陸にいたときよりもさらに風雨が強く感じられる。うねりで筏は揺れ、時折波が
筏の上まで上がってくる。こりゃぁ釣りどころではないかも…(^^;)ゞ
まずはじゃんけんで場所を決め、私と好人さんは北側テント前、西側に太郎さん、Wさん、
南側にひさぴーさん、トーマスさん、カトキチさん、東側にバラさんGRが入った。

第一投は「SPさぐり釣り」にイワシをつける。横からの風で3.9mの竿を真っ直ぐ前に出すのも大変だ。
すると、すぐにひさぴーさんから「青」の声がかかる。おっ、活性高いか?
しばらくして私の穂先もクンッと入るがすぐ跳ね上がった。イワシの腹がちょとかじられていた。
ちょと期待したがその後は全く反応がないので、鯛用の「偽さぐり」にかえることにした。

しかしコイツにも全くアタリはない。さすがにこれだけ風雨にさらされると、頻繁に打ち返す気力もない。
いつもよりスローペースで餌を変えながらアタリを待つが、なかなか反応はない。
南側はアタリがあるようで鯛がボチボチ上がっている。いいなぁ〜・・。
お気に入りの筏竿、「海映」を取り出そうかとも思ったが、手がかじかんで針が結べそうにもないので、
止めておいた。今日は「偽さぐり」にかけよう。

ところで防水スプレーをかけまくった防水防寒着だが、ジャンパーのほうは大丈夫だったが、
パンツのほうは座ったりして生地に負荷がかかるとちょっと染みてくる。
やっぱり、土砂降りの雨にはちゃんとした合羽のほうが良さそうだ。

しばらく経って(有)近藤水産さんから放流を1回にして10時上がりにすると話があった。
程なく放流船がやって来たが、放流は鯛など小物が20余匹。あれ?青は?と思っていると、
どうやら青物放流を無しにして、料金を半額にするらしい。な〜るほど納得。

残り時間は1時間半。なんとかボーズは避けたい。でも相変わらずまったくアタリがない。
かといってこの天候の中、一生懸命打ち返す気力もない。なんとかしてくれ〜(笑)

そんなところに、某名人がひょっこりやってきて、自作の穂先と、愛用のナイロン道糸くださった。
そして、自らの竿を持ってナイロン糸の使い方などをレクチャーしてくれた。昨年の夏、初めてご一緒
させていただいたときから、この名人の竿と釣り方が気になっていて、いったいどうやっているんだろう
と思っていたのだが、やっとこのレクチャーで得心できた。有難うございました。

さて、私は相変わらずボーズ。すぐ横の好人さんにアタリが出始めたので、そろそろ私に回ってきても
よさそうだが…・。どうやら太郎さんはスッカリ諦めてしまったようで、完全に片付けモードだ。
残り時間も20分となり、青物用の「SPさぐり釣り」を片付けていると、着色甘エビをつけて置き竿にした
鯛竿の穂先が入っているではないか。おおっ、こりゃ一大事じゃ!(^-^ )
あわてて、片付けていた竿をそこらに放り投げ、「おりゃっ!」と鯛竿を立てる。
本日初めてのお魚とのやりとり。ウレピー! きれいな鯛をゲットした。
続いてもう一度甘えびを放り込んで置く。先程投げ出した竿も片付け、ふと鯛竿の穂先に目をやると
なんとなくもたれている感じだ。何だ、根がかりかよー!と竿を持ち上げると、生体反応あり!(^-^ )
おおっ、鯛が釣れとる・・・(^^;)ゞ   
さらにもう一匹と思ったが、ここでちょうどお迎えの船が来て終了となってしまった。
せっかくアタリが出始めたのに・・・・ン〜残念。

さて、前回から使い始めたこの「偽さぐり」の鯛竿。今までより少し穂先を細くしたのだが、どうも
アタリの出方が気に入らない。穂先全体がスーッともたれるようなアタリが多いように思うのだ。
最初は魚が居食いしているからだろうと思っていたが、以前より穂先部分が細くなったことによって、
中途半端に腰がなくなって、先端でアタリを表現できなくなっているのかもしれない。
幸い、今日は楽しみにしていた穂先をいただいたので、次回はこの穂先に替えてみよう。
これで、以前から欲しかった「筏竿の鋭敏な穂先を持った3mの鯛用振り出し竿」が出来上がる。
ムフフ・・楽しみだなぁ…。早く今日のリベンジに行きたいなぁ〜。(^-^ )


本日の釣果    鯛×2
アタリ餌      着色甘エビ


本日この釣り会の実行委員長の(有)近藤水産さん、後見人のsmileさん、そしてヨッシーさんの
ご家族の皆さん、本当にお世話になりました。有難うございました。

また、1号筏でご一緒いただいた皆さん、有難うございました。