2006年2月11日(土)  辨屋4号  同行者:ヤッチャン、やまちゃん

天気…晴れ   満潮…6:02   干潮…11:36  中潮(大潮前)

今日は第6回三重釣り歩記会に参加した。どうしてもブリを釣りたいヤッチャンと
釣堀は初めてというやまちゃんと3人で午前3時に名古屋を出発。
道中、本日ご一緒する近藤さんの話で盛り上がる。というのは、数日前Jackyさんの
掲示板に、好人さんが近藤さんのことを「週刊釣りニュースに出てくる近藤さんではないか」と
書き込んだからだ。
私なんぞはその書き込みをみて、どんな人かとおもわず釣りニュースを買いに走ってしまった。(^^;)ゞ
ひょっとして釣りニュースの取材陣も来ていて、一面にデッカク載っちゃたりしたらすごいなぁ…
などと勝手に想像を膨らませていた。(笑)

そんなことで、4時すぎに玉城に到着。家からは着色甘エビ、イワシ、キビナゴ、サンマ,
前回使い残しのエビ団子の素、黄色うどんを持って来ているので、マツモトではシラサ、青虫、
ボケ、生ミックを買う。サークルKで食料を仕入れていると、好人さんの車がやってきた。
さっそく近藤さんの話をきくと、「ああ、あれね? 単なる勘違い・・」との事。
なにそれ〜、たのんますよ〜、好人さん(笑)

さらに魚かしによってヤッチャンたちの為にエビ団子の素と黄色いうどんを仕入れる。
この黄色いうどんは、つい先日辨屋に釣行されたカーク船長さんの釣行記に「あたり餌」として
書かれてあったので今日は絶対外すわけにはいかない。

さて、本日の参加者は幹事の釣魚好人さん、Jackyさん、賢人さん、Hさん、kawamuraさん、
takaseさん夫妻、しんすけさん、しんさんGR3人、初参加の近藤さん、奥田さん、Yさん、と私達の合計17名。
3号と4号に分かれて乗ることになった。
釣り座を決めるクジで一番を引いた我等は、「冬場は日の当たる北側が良い」というkawamuraさんの
アドバイス通り4号の北側一帯を占領した。今日の潮からすると午前は西側、午後は東側のはずなので、
完璧な場所取りだ。これで本日は爆釣間違いなし!!\(^ ^)/ バンザーイ な〜んてね。
4号筏は私達の他には西側に好人さん、賢人さん、南と東側にHさん、しんさんGR3人が入った。

釣堀初体験のやまちゃんのお世話は全てヤッチャンにお任せして、SPさぐりつりにサンマの切り身を
つけて第一投。さあ、青物さんいらっしゃ〜い!
ところがしばらくたっても、いらっしゃる様子はない。でもそんな事はいつものこと、想定内じゃ。(^-^ )
この間に先日穂先を0.7mmに改造した「偽さぐり釣り3m」に、サンライン磯スペシャルグランドブルー4号を
まいたシマノナビ2000を装着する。今日はこの「偽さぐり+ナイロン4号」がメインなのだ。
準備ができたところで、「本物さぐりつり」をあきらめて「偽さぐり」で鯛狙いに切り替える。
いままでの穂先より0.1mm細くしただけだが随分柔らかい感じだ。またナイロン糸もリールから
爆発することなくスムーズに糸が出る。PEに比べると餌の落ち方も速いような気がする。
軽くクルクルと巻きクセが残るが、このぐらいならさほど苦にならない。

 隣の3号筏では、西側に釣り座を取った近藤さんやJackyさんの竿が曲がっているが、こちらは
まだ誰一人として釣果はない。北西角の私か、西北角の賢人さんがアタリ場所のはずだが・・。
と思っていると賢人さんに第1号の真鯛が来た。
遅れること数分、私にも小さなあたりがでた。穂先がゆっくり入るまで待って真鯛をゲット。ヤッター!
この竿、ガイドの位置は気に入らないが、きれいに弧を描いてなかなかいい感じだ。
その後、賢人さんはたてつづけに4枚ぐらい上げられたが、私は手返しも悪く、またバラしたりで、2枚だけ。
ヤッチャンにもやまちゃんにも鯛が釣れた。やまちゃんは鯛を釣ったのは初めてだそうで、嬉しそうだ。
まずは3人ともボーズはのがれてメデタシメデタシ。
筏全体でもパラパラと釣れていたようだが、それも長くは続かず、すぐに静かになりこのまま放流を迎えた。

放流は逆光で見難かったが、鯛等小物ばかりで20余匹入ったと思う。
しかし活性はなかなか上がらない。3号筏では近藤さんが一人勝ちのようで、私が振り向くたびに竿が
曲がっている。残念?ながら「つりニュース」の近藤さんではなかったが、この近藤さんも腕は一流だ。
どうやら「近藤」という苗字には名人が多いようだ。(笑)

 さて、こちらはあんまりヒマなので、筏竿「海映」をセットして出稼ぎに行く事にした。
今日は”偽さぐりがメイン”という事をすっかり忘れてしまっている。(^^;)ゞ
場所は好人さんの横の西南角。特にその場所が釣れていたわけではないが、この筏では一番潮通しが
よさそうなので、さっきから気になっていたのだ。
好人さんからは「ここには魚はいないよ」と言われたが、ドッカと座り込んで隣で竿を出させてもらう。
何度か団子で打ち返してみたが確かに魚の気配はない。試しに「オキアミ+黄色いうどん」でやってみると、
穂先がわずかに動いた。「おっ、いるじゃん!」(^-^ )   やや送り込んで少し穂先がもたれたところで
合わせると、見事ヒット。すんなりと上がってきたのはイサキちゃん。
その後、鯛も寄ってきたのか連荘モードとなり、鯛を4匹追加した。好人さんも隣で数匹上げていた。
「STOP  THE KOUJIN」にしなければいけないのに「GO!GO! KOUJIN」にしてしまった。(笑)

もう少しここで釣りたかったが、2回目の放流となったので元の位置に戻って、「SPさぐりつり」で
「サンマの蜂蜜風味ガーリックソース和え」を放り込む。ブリちゃんいらっしゃ〜い!
期待の餌であったが残念ながら全く反応ナシ。他の人にも全然アタリナシ。
イワシ、活きアジと餌を変えながらやってみたがダメなので、青物を諦めて西南角に再度出稼ぎに
行ってみた。しかし放流で魚が散ってしまったのかこちらもダメ。すると賢人さんが空いていた
私の場所でシラサを餌に見事ヒラマサをゲット。さっすが〜!でもなんかフクザツやなぁ・・・。(笑)

まあ、こういうときは焼き牡蠣を食うに限るとアツアツの牡蠣をほおばる。嬉しい事に辨屋さんでも
貸切の場合は焼き牡蠣をサービスしてくれる。身も大きくてプクプクしておりとても美味しかったので、
ハフハフ言いながら結局5個もいただいてしまった。一人当たりいくつ食べれるか数えてなかったが
間違いなく割り当て分をオーバーしているだろう(^^;)ゞ


昼過ぎごろ、上層を泳いでいたブリをしんさんが見釣りで
見事に食わせた。餌はサバの切り身とのこと。
これを見て一斉に皆がやる気になって、イワシやイカなど、思い思いの餌をつけて誘いまくるが、鼻先であしらわれ誰にも食わない。もちろん私にも・・。
でも、皆で青物の見釣りをする姿はなんか滑稽だった。
思わず笑いがこみ上げてきた。

残り時間も1時間半となりどうしたものかと、筏の上を散歩してると東側の網が内側に膨らんでいる。
どうやら潮が動き出したようだ。

 

昨年末傳八屋に行ったとき、終盤、潮が動き始めた際に潮上で青虫に鯛が食ってきたを思い出し、
北東角で海映に青虫をつけてほうりこんでみた。 すると海映の穂先がすぐにククッとお辞儀した。
すかさずあわせたがスカッ!アララ残念と巻き始めると急に竿がしなった。あれ?鯛の食い上げか?
な〜んて思いながらやり取りをしているとなんだかやたら重たい。ひょっとして…と思ったら糸が出始めた。
こりゃ青だ!(^▽^)
 しかし、ここで困ったことが起きた。海映のラインには「底」を示す目印をウキ止め糸で縛ってつけてあるのだが、
これが大きすぎて先端のガイドを通らないのである。強引に糸を出してしまうと穂先が折れてしまうかもしれない。
この竿に青物がかかって糸が出る事など全く想定してなかった・・・アホやな〜。でもどうしよう・・。
何とかこれ以上糸を出さないように竿でためたり、膝の屈伸を使ったりしてやり取りを続けたが、
その甲斐もなく、何度目かの突っ込みで、ついにプッツ〜ン。ゴム張り錘のところで切れたようだ。
あ〜あ、残念(T_T)

気を取り直し、「偽さぐり」に青虫をつけて放りむ。これなら万が一青物が来てもOKだもんね。
終了時間近くなってきたので、海映とさぐり釣りを片付けていると、穂先が少しだけ辞儀したまま
止まっている。変だなぁと試しにあわせてみたら食っていた。ラッキー!久しぶりの鯛ゲット。これで8匹。
さらに青虫をつけて入れると、またまた鯛をゲット。これで9匹だ。まだ釣れそうな雰囲気がある。
いつもならここでバラシたりして終わっちゃうので、今日は静かにそして大事に釣らなくては…。ムフフ
どうやら好人さんと賢人さんは私がツ抜け間近であるのを気づいているようで、気を使って黙ってこちらを
見ている。そうそう、『ツ抜け』なんて言葉に出しちゃダメですよ、とこちらも目配せ。(笑)

今の鯛に針を呑まれていたので、ハリスを交換して投入しようとすると、しんさんの竿がサッと寄ってきた。
そしてすぐ、しんさんにヒット。しかし、残念なことに途中でバレてしまう。今度は私の番とアタリを待つが、
シ〜ン・・・。その後餌を変えたりしてみたがピタリとアタリがでなくなった。
アレレ??? これっていつものパターンなの? (^^;)ゞ

これは何とかせねばと、海映を再度竿袋から取り出す。これならかすかなアタリでも分かるだろう。
ちょっとあせりながら少し場所を移動しつつさぐって見るが、まったく無しのつぶて。
おまけに魚を釣らずに底網を釣ってしまって、これがなかなか抜けない。
しょうがないので糸を切ろうとラインを持って引っ張ったら、「ペキッ」。 エッ?
ガビ〜ン!穂先が折れた。(T_T)  こういうときは気をつけなくっちゃと思っていたのに・・・。
 ああ、お気に入りの海映が・・・・。ビエ〜〜(涙)

ということで完全に戦意喪失となったところで時間切れ終了。またまた9匹でした。
べつにネタ作りの為に9匹にしているワケじゃないんだが、なんだかなぁ・・・(笑)
いずれにしても、もう少し手返しが早くならんといかんね。釣れるときにたくさん釣らないと・・・。

また、今日、好人さんがさぐりつり(もちろん本物)を使って釣るのを見てて思ったのだが、
この方のあわせは早い。私ならもう少し待つだろうなと思うところであわせて、針がかりさせていた。
私はバラすのが嫌なので、できるだけ呑ませて釣ろうとしているのだが、筏竿の場合はいちいち
自分で針を結ぶのでこれが手返しの遅さを招いている。
もっと果敢にあわせていってもいいのかもしれない。ツ抜けへのヒントをもらったような気がした。
(ちょっとsmile調?(^-^ ) )

本日メインになりきれなかった「偽さぐり+ナイロン糸」は、まあまあの使い心地だった。
とくにリールから糸が爆発するようなトラブルになることもなかった。
ただ、終盤糸ヨレが少し気になったが・・。 とりあえず次回も使ってみよう。

本日の釣果 
           私:鯛×8 イサキ×1
      ヤッチャン:鯛×2 大海に放流した鯛×1
      やまちゃん:鯛×5 大鯛×1
       アタリ餌:黄色うどん、オキアミ、青虫

初めてのやまちゃんは大鯛を含む6匹と上々の釣堀デビュー。楽しかったとのことで何よりでした。


優勝はなんと23匹を釣った初参加の近藤さん、ブッチギリでした。2位は前回に続きtakase夫人、
3位はこれまた初参加の奥田さん。世の中には上手な方がたくさんいるんですねぇ。
いつもブービー狙い?というしんさんは本日唯一のブリをあげて、特別賞。それに盲目のカンパチも
釣り上げ大健闘の一日でした。お連れさんも丸々と太ったクエマスを上げられていた。
また、好人さんは対角線の網際ギリギリにウキを飛ばす神業を見せながら、本日も二桁釣果。
3号筏のkawamuraさんはあんまり釣れないので、昼頃、傳八屋に明日の予約を入れておられたが、
最後に面目躍如されたようだ。Jackyさんはお疲れの様子。時々コックリコックリしながら6匹で終了。
しんすけさんは青物2本でホクホク顔でした。

今日も一日楽しませてもらいました。ご一緒いただいたみなさんありがとうございました。
また幹事の好人さん、大変お世話になりました。有難うございました。
お土産の牡蠣は子供達があっという間に食べちゃっいました。(笑)