2005年8月6日(土)  辨屋6号  同行者:次男

天気・・・晴れ   満潮・・・6:24  干潮・・・13:03   大潮

 今日は第一回三重釣り歩記会に参加させてもらった。
釣魚好人さんが発起人で今後毎月行われるそうだ。
「酔いどれ好人友の会」とのネーミングもあったがさすがにこれは好人さんが却下。
でも私はどちらかと言うと「酔いどれ・・」のほうが気に入っている。
いずれにせよ、釣友があまりいない私のような人間には、ありがたい集いである。
今回の参加者は、Jackyさん、マナブンさん、モックンさん、kawamuraさん、Tさんファミリー、
しんちゃん、やまちゃん、と我等親子の12名だ。

 2時半に家を出発し、最近はあたりまえとなった23号線を走り、予定通り4時45分に旭家に到着。
ウタセエビとマムシを半杯買う。ウタセかシラサかと迷ったが、みんながシラサを持ってくるだろうと思い、
その裏をかいてウタセにした。またマツモトでアジを仕入れる。おそらくみんなは辨屋でアジを買う
だろうから、朝イチでみながアジのないときに、自分だけアジでヒラマサを釣ろうという魂胆だ。(笑)
最後に魚かしでエビ団子とキビナゴサンドを買って6時少し前に辨屋に到着した。

 今日は土曜日だと言うのに暑さのせいかガラガラだ。皆さんに挨拶をすませ桟橋で船を待つ。
アレッ?Jackyさんも、kawamuraさんも、モックンさんたちも、みんなアジを買ってきている・・・・・。
私の姑息な目論見が、いともかんたんに崩れ落ちた・・・(笑)

大筏の6号とのことで釣り座をくじ引きすると、なんと一番くじ。(^-^ )
テント前に、息子が北西、私が北中に入る事にした。
好人さんの合図で一斉にスタート。まず、青物の活性を期待して二人とも活きアジで始めたが、
Jackyさんにカンパチ、 kawamuraさんにヒラマサと先を越される。さすがやね〜。
いずれも餌は冷イワシとのこと。なーるほど、私の魂胆は、はなっからはずれていたのね。(泣)

青物の活性が高いかに思われたがその後は続かず皆さん鯛狙い。私も筏竿「飛竜先鋭2.1」で
鯛を狙う。全体に活性が低いようで、モックンの西南角でイサキが釣れる以外は全くアタリがない。
毎度の事のように私は放流までボーズ。息子も同様だった。

 一回目の放流は鯛、イサキ、中心で十数匹。傳八屋の放流を知ったせいか、随分少ない感じがした。
放流後北西角でやっと鯛を一枚ゲット。根掛りかと思ったら食っていた。(^^;)ゞ
しばらくしてもう一枚ゲットするが、これも似たような感じ。なにかすっきりしない。息子はモックンの方に
出稼ぎに行って、鯛やイサキを着実に稼いできた。
コヤツは子供であることを最大限に利用してチャッカリ釣れている場所に入れてもらうのだ。
う、うらやましい・・・。
私の前はその後アタリもなく、また筏全体もややだらけムード。この暑さでは打ち返す気力もなく
ボンヤリと穂先をながめるだけ。まあ、2回目の放流に期待しよう。

11時少し前ようやく2回目の放流。カンパチ、ヒラマサ、鯛、などが入る。青物は2人に一匹ぐらいか。
このチャンスを逃したら今日はおしまいかもとサンマをつけて祈るような気持ちであたりを待つ。
すると「シーパラさぐり釣り」の穂先がコツコツッ、コツコツッと揺れはじめた。
ドキドキしながら少し送り込むとガツン!と入った。ヤッター!!「青でーす!!」お久しぶりね〜♪  
息子と絡んでちょっとヒヤッとしたが、何とか大好物のヒラマサをゲット。無茶苦茶ウレピー!

 すると息子が「僕のにも何かついているよ」というので、あわてて私の糸を切ってカラミを取る。
子供の道糸を持つと確かに生体反応アリだ!ということで今度は息子が戦闘開始。
何度か締め込みはあったものそれを凌いで、ついに息子も念願のヒラマサをゲット!!おめでとう!!
いつも乗り遅れる放流直後のゴールデンタイムだが、今日は居並ぶ猛者をおさえて2人とも成果がでた。
いや〜大変うれしい。満足じゃ〜!\(^ ^)/ バンザーイ

 この後はまた静かな時が流れる。北西コーナーで何とか魚を寄せようと筏竿で打ち返すがなかなか
あたりが出ない。しかし、出稼ぎから戻ってきたJackyさんが私のすぐ横に入れると即アタリがでて、
あっさり鯛を釣り上げた。エ??なんで??
それから、Jackyさんには面白いようにアタリが出るがすぐ横の私には全くない状態が続いた。
それを見てみんなが面白がってやってきた。
好人さん、しんちゃんと私のとなりに来て、あっという間に鯛をゲットして行く。でも私には全くアタリなし。
「なんでやねん!!」
みなさん餌はシラサのようだ。やっぱり、ウタセではなくシラサを買うべきだったか・・・。
皆さんに散々からかわれ、ちょっとガックリ来ていてると、同じ場所で今度はマムシをつけていた
息子の穂先が入った。エ〜ッ、「ブルータス、おまえもか!」 
見てると結構糸がでる。イシダイ?シマアジ?と思っていたがどうやら青物の様子。
3号竿とはいえ、ハリス4号の鯛仕掛けなのでちょっと心配したが、突っ込み対しては上手に膝を
使ってかわし、走りには竿を横に倒して竿の弾力を上手に利用しながら見事にカンパチをゲットした。
随分うまくなったな〜と感心する。たいしたもんだ!

ん?ということは、この角で釣れなかったのは結局オイラだけ?・・・(泣)

このカンパチ騒ぎで鯛は散ってしまったようで、その後このコーナーでのアタリはなくなり、
このまま時間切れとなった。。
「目標、全員で100匹!」と意気込んで臨んだ今回の大会であったが、さすがの腕自慢の皆さんも
あまりの活性の低さに一人もツ抜けできず、目標のほぼ半分という貧果に終わった。
しかし、息子はヒラマサ、カンパチと青物2本を含む合計6匹。オイラのWスコアだ。
コリャ師弟逆転だなぁ。(笑)


本日の反省: クーラーに入れておいてもウタセエビの管理がうまくいかなかった。
         すぐに死んでしまうのはなんで?
         シラサエビのほうがよく動くので食いが良いとか…。

本日の釣果    私:鯛×2、ヒラマサ×1
          次男:鯛×2、イサキ×2、ヒラマサ×1、カンパチ×1
         アタリ餌、サンマ、活きアジ、マムシ、オキアミ

ヒラマサとカンパチを持って、「重いよ〜」