カンパチはkawamuraさんからの
いただきものでーす。
ごっつぁんでした!

2005年7月2日(土)  傳八屋 11号筏  同行者:次男

天気・・・曇    満潮・・・16:53  干潮・・・9:11 中潮(大潮前)

今回は日本一の放流量といわれる傳八屋に次男と二人で出かけることにした。
実は、今まで傳八屋には興味はあったものの玄人向けの釣堀のような気がして、
素人の私はちょっと腰が引けていた。しかし、日本一の放流は経験しておいた方がよい
という勧めもあって、思い切って予約を入れた。 
最近は7匹とか8匹釣れるようになってきたし、また、今日は大放流の傳八屋でもあるし
ひょっとすると「ツ抜け」を体験できるかな?などとちょっとワクワクしたりもする。(笑)

2時15分家を出て、今回もひたすら23号線を走って4時25分に玉城に到着。
マツモトでエサを仕入れ、ミニストップで食料を調達していると、ニコニコ笑いながらやさしそうな
白髪混じりのおじさんが入ってきた。あっ!、この人が釣魚好人さんだ!とすぐに分かった。
今回、ネットの掲示板に「7月2日に傳八屋にデビューします」と書き込んだら、それじゃあと
一緒に行っていただけることとなったのだ。
本当は初めての傳八屋なのでちょっと心細かったのだが、「釣堀守」と呼ばれるぐらいの
釣魚好人さんが一緒なので、もう鬼に金棒だ。
魚かしで団子を仕入れ、好人さんの後ろについて、5時半ごろ傳八屋に到着した。

今回はこの好人さんと、もう一人、大阪の青物ゲッターkawamuraさんともご一緒することになった。
この方も釣堀の釣果欄では常連さんで、どんな方だろうと心配していたが、とても優しそうな方で
ホッとする。吉野のはまちゃんという、これまた有名な方も来ておられた。

まだ時間は早いようだったが、筏に持っていく荷物を軽トラに積んで、桟橋に向かう。
ここは事務所から桟橋まで2〜3分歩かなければいけない。
桟橋で待つこと40分。ようやく迎えの船が来た。11号の大筏だそうだ。(13人)
好人さん達は場所をどこにするか相談していたが、私は全く分からないので全ておまかせ。
kawamuraさんが西中央、好人さんが西北角、息子が北西角、私が北中央となった。

スタート直後、西南角で鯛が釣れ始めたがこちらはサッパリ。ヒマそうにしている息子を見かねて、
kawamuraさんが西南角へ入れてくださり、また手ほどきまでしていただいた。
おかげで息子は鯛を連続ゲットする。いいなぁ〜。最初の放流後も私の前はアタリがない。
息子はまた西南角へ出稼ぎに行ってイサキ、鯛を追加してきた。
わたしはすっかり子供の「パシリ」になってしまって、2度目の放流が終わった時点で
5−0の完封負け状態となっていた。こりゃ、何とかしないと親の威厳が・・・・(笑)

その後も息子は好人さんの真似をして見釣りでシマアジをゲットし、さらに活きアジでシオまで
ゲットする始末。でも、私の前は全くアタリがなく、もう完全にお手上げになった。
オトーチャンモ、ツリタイヨー!

半ばあきらめて、青物仕掛けに赤色アマエビ+エビ団子の素を付けたところ、ようやくあたりが出て
タイをゲット。やっとこちらにも鯛が来たかと喜んだが、その後が続かない。
鯛がダメなら青物だと、活きアジ、サンマ、イワシとやってみるが、なかなか穂先に動きはでない。

しばらくたって、やっと穂先がグッと入ったので、嬉々としてあわせたら、その瞬間サルカンのところで
結びが切れてしまった。(泣) ありゃまー。
今度は魚玉2つをエビ団子の素でくるんでいれると、また穂先が入った。大きな餌なので青物に
違いないと大あわせをしたが、軽がると上がってきたのはソイだった。(^^;)ゞ  
まあこれも一度は食べてみたかったのでよしとするか!

好人さんはシマアジを見釣りで3連荘、また場所を移動して鯛を釣ったりと、とてもフットワークよく
楽しんでおられた。やっぱり釣堀守は一味違う。対照的にkawamuraさんは、ドシッと構え、ひたすら
青物狙いで、エサや棚を調整しながらカンパチ、ワラサ、ヒラマサなど、次々と上げておられた。
さすが、「青物ゲッター」の名は伊達ではない。それにしても、なんとまぁ凄いお二人だ。

終了間際にkawamuraさんが青物の釣り方をレクチャーしてくれた。
促されるままに隣の八角筏で棚9mにイカを入れたらすぐに穂先にコツコツと前アタリが出た。
緊張の一瞬だったが、結局食い込まず、残念ながらこれで終わった。
お聞きしたところ、青物用のエサは活アジ、金魚、シラサ、イカ、イワシ、カツオ、サンマ、など
10種類以上もってきているとのこと。また、巻き上げたり、落としたりした後に食ってくることが
多いようで、底から3mぐらいの間で上下させているらしい。
誘いは必要だが頻繁にやり過ぎるのもよくないとのことだった。よ〜し、次回試してみよう。

初めての傳八屋の感想は、「確かに放流は多かったが、やっぱりなんとなく敷居が高い・・・・。」
慣れればそうでもないんだろうが・・・。

しかし、天下の傳八屋さんでこの釣果はいただけない。 何が何でもリベンジをしなくては…。

帰る途中、松阪IC付近で竿袋を傳八屋さんに忘れた事に気がつき、あわててUターン。
お店の方には遅くまで待っていてもらって、とても迷惑をかけてしまった。
傳八屋さん、ゴメンナサイ。

本日の釣果   私:鯛×1、ソイ×1
         次男:鯛×3、イサキ×1、シマアジ×1、シオ×2(お見事!!)
        アタリ餌、活きアジ、イワシ、団子。