2005年4月3日(日)  ハルキチ屋 同行者:次男

天気・・・曇りのち晴れ   満潮・・・11:52  干潮・・・7:41  長潮

 前日の天気予報は「雨時々曇り」。マルヨかハルキチ屋か迷ったが、雨が降ったとき
すぐに雨宿りが出来るハルキチ屋に予約をいれた。
前回、生簀の中がスッカラカンだったことが頭に浮かび、ちょっと不安になって
「釣れてますか?」とたずねると「上手な人はたくさん釣るし、そうでない人は・・・。
今は大きなシマアジがグルグル泳いでますよ」とのこと。
よし、我等は前回写真を撮ってもらったぐらい上手なので、(笑)シマアジを釣ろう!

 南勢町に入り、だんだん夜が明けてくると、なんだかとってもいい天気の様子。
あれ?これならマルヨにすればよかったか?、などと思いながらハルキチ屋に向かう。
前回よく釣れていた休憩所前の筏の沖側に入りたかったが、今日は貸切使用でダメ。
それじゃあと、前回と同じ中央通路に陣取る。対面に二人、陸側に赤ちゃん連れの夫婦、
沖側に2人と合計8人。前回よりにぎやかだ。少しは放流も多いかな?

 仕掛けを用意していると、早くも陸側夫婦のおばちゃんの竿が曲がる。しかしあっという間にバラシ。
私が2人分の仕掛けを用意している間に、このおばちゃんは立て続けに3回もバラシていた。
オイオイ、コリャやばいぞ、活性落ちそぅ…。

 こちらのウキはというと、全く動く気配はなし。相変わらずおばちゃんはキャーキャーやっている。
二人分の用意も終わり、ちょっと一息ついたころで、今度はおっちゃんの方の竿が曲がった、
どうやら青物のようす。バラサないでね、と祈っていると立派なカンパチがあがって来た。
おっちゃんの方は手馴れた感じだ

これを見て、ヨシッとこちらも力が入るが、オイラ達のウキは全く動く気配がない。
なんでかなぁ〜と思いながら、結局このまま放流を迎えてしまった。

 今日の放流は前回に比べると数は多く、青物3本、鯛など小物が10匹ぐらいはあった。
放流直後の青物を期待して、息子と二人で活きアジを放り込む。が、シーン…・。
よ〜し、それではと、"鰯ぶつ切りイカ腸漬け"を放り込むと、ウキが沈みだした。
やっぱり来たぞ、青物だ!フフッ。 
テンションをかけながら一呼吸入れて合わせる、ガツン! ヨッシャー「青デース!!」。
ところが、すぐ真鯛がヒラ打つのが見えてしまった。
「すいませ〜ん。違ってました…。」(^^;)ゞ 、上がってきたのは50cm弱の立派な真鯛だった。

 息子は、先ほどから浮いているシマアジが気になるらしく、短竿でシマアジを狙い始めた。
ようやく一匹かっかったのだが、強引すぎてバラシ。あぁ、美味しそうなシマアジだったのにねえ。
その後、息子は穂先を改造した短竿でイサキを2匹ゲット。イサキは初めてだが美味しそう!
青物は全く食い気がなさそうなので、私も改造竿を取り出し円月殺法でシマアジ、真鯛狙いにする。

 前回も思ったのだが、ここは「一本竿」となっているのに、二本出している人が結構いる。
始まってしばらくは、子供に「ルールだからウチ等は一本ずつだよ。」といったものの、
よくよく周りを見ると全員が2本竿だ。なんだか馬鹿らしくなってきて、
「しょうがないなぁ、昔から”郷に入れば郷に従え”と言うからねぇ」と、われらも二本竿にした。
なんとも都合のいい解釈・・・。(^^;)ゞ

しかし、相変わらずあたりがないので、青物用を置き竿にして、改造竿を持って隣の筏に行ってみた。
放流はしてないが魚は入っているみたい。魚玉で何度か打ち返していると、餌が落ちていく
途中でいきなりひったくるようなあたりが出た。シマアジか?と期待したが、上がってきたのは、
立派な真鯛。次を期待したが、後が続かないので置き竿にしてほかって置いた。

しばらくして息子が「あっ、あっちの竿、引いてる!!」と叫ぶ。見ると向こうの筏で竿先が
海面に突き刺さっているじゃないか。慌てて玉網をもって走り、子供に竿をあげさせる。
何度かのしめこみを竿のしなりで耐えて、これまた立派な鯛が上がってきた。

でもその後は全く当たりもなく、結局このまま納竿となった。あの大シマアジ釣りたかった〜。

それにしても、例のおばちゃんはその後もバラシたり、全員の仕掛けを巻き込んでシマアジと
やり取りしたりとなんともお騒がせだったが、夫婦でスカリを一杯にしていた。うらやましい・・・・。
ところがその対面の人は結局坊主だった様子。う〜ん、釣堀は難しいねぇ〜。

本日の釣果 2人分: 鯛×3、イサキ×2

実に丁寧に血抜きをしてくれる