田中豊雪(b)
安藤正容(g)、清水一雄(g)、伊東たけし(sax、EWI)、光田健一(key、vo)
河野啓三(key)、吉川哲也(key)、河崎真澄(ds)、古川伊織(b)、
Special Guest:渡辺真知子(vo)
[一部] 1.庶民のファンファーレ(EL&P) 2.The Inquisition(コロシアムⅡ) 3.The Loner(G・ムーア) 4.カルロスの涙(光田健一) 5.My Treasure(光田健一) 6.Crying Smile(光田健一) 7.唇よ熱く君を語れ(渡辺真知子) -休憩- [二部] 1.All About You 2.カピオラニの通り雨 3.Feel Alright 4.Rodan 5.Little Mermaid 6.Over Head Kick 7.Night Dreamer 8.It's Magic -アンコール- Japanese Soul Brothers |
![]() ザ・スクェア時代の黄金期を支えた ベーシスト:田中豊雪氏の デビュー30周年記念のライブにお邪魔してきました。 ゲストの顔ぶれを見れば当然のお話ですが 結構早い段階でチケットは完売し 有料でネット配信を決定したと聞いたのは 10月の安藤さんライブ@BAJの時でした。 整理券が17時から配布予定でしたが 16時前にお店を覗いたらすでに数人の方が並んでいたので そのまま並びました(^_^;) お店の中ではリハ真っ最中。 どんどんネタがバレていく。。( ̄▽ ̄|||) 開場時間の前にお店に来た時には 立ち見の整理券まで出ていたと知ってびっくり! そしてお店に入ったら・・ 鍵盤がかなりせり出していて ステージ部分がかなり広い! 出演者が多いとこういうことになるんですね(_ _;) 安藤さんのギターが2本並んでいたので 迷う事なく前に座ってしまいましたが・・・ これじゃメモ取れないよ。。(^_^;)・・ま、いいか!? 今日はいつものアンプはなくジャズコで鳴らすようです。 (それはそれでいい音がするのさ!/笑) 開演時間もすぎて 豊雪さん、清水さん、河崎さん、吉川さんの4人が登場。 タイムマシンに乗ってご自身の活動をさかのぼるとかで 「某バンドは最後の登場です(笑)」 豊雪さんが教務部長を努める 音楽学校の講師をされている方が集まって プログレの世界への誘い。。 管理人も聴いた事があった EL&Pの「庶民のファンファーレ」 「田中も練習してるんだってとこを見せる」為の選曲という 難曲「The Inquisition」は 「止まらなければいい!」というスリリングな演奏(?) 元ネタわからないので真偽の程は謎(笑) ゲイリー・ムーアの名曲「The Loner」と続き この3曲はいずれもG・ムーア絡みで 急死された彼への追悼の意も込められていたようです。 次に光田健一さんが呼び込まれて 吉川さんが一旦ステージを離れて プログレからポップスな世界に転換。 サンタナとスクェアを融合させてような曲ということで 「カルロス・スクェア」という仮タイトルがついていた曲は 今は「カルロスの涙」という曲名になったと紹介。 光田さんがピアノからキーボードに移り 「ナイトレンジャー」ではなく(笑)「My Treasure」 光田さんのつながりから呼び込まれる河野さん。 河野さんが豊雪さんの紹介でT-Sに加入したのは ファンの中では周知のエピソード。 そんな河野さんと吉川さんが再度呼び込まれ さらに「ドヤ顔シスターズ」と名付けられた コーラス隊の女性が3名ステージへ 広いステージに人が増えて行きます。 ここで光田さんもフロントにやってきて 光田さんのボーカルをフューチャーした「Crying Smile」 光田さんはピアノに戻りますが ドヤ顔シスターズのお3人はステージに残ったまま さらに河崎さんの奥様と もうお一方男性(お名前失念)がステージへ 主役の豊雪さんが奥に埋もれてしまってます。 ここで豊雪さんからシークレット・ゲストの発表が。。 「ビックなゲストが来てくれました!」 登場したのは渡辺真知子さん!(おぉっ!) スクェアと同じ事務所だったこともあって アルバムの曲で共演したこともあったのだとか! (知らなかった。。) さらに豊雪さんとは飲み友達のようで。。(笑) 手書きで「祝30周年」と書いた お酒の入った某バラの絵の紙袋を手渡すと 「ネを口に変えるとノロイになるから気をつけた」と 雰囲気作りもビッグ(?)です(^_^;) 始まった歌は聴いた事があるよな・・ないよな サビのフレーズ聴いてわかった「唇よ熱く君を語れ」 彼女の熱くパワフルな歌声に 一応リアルタイムな世代な管理人は鳥肌立ってしまいました。 ここで一部終了 トイレに行こうとお店を出たら むっちゃ普段着の晋吾君に遭遇。 ま「弾かないんですか?」 晋「いやぁ〜、今日は観させてもらいます(^_^;)」 お店の控え室(なのか?)では 伊東さんのウォーミングアップの音が響きます。 渡辺真知子さんは早々にお帰りになりました。 二部。 ステージの中央に椅子が2つ。 現れたのは安藤さんとサイレントギターを抱えた豊雪さん。 安藤さんはBreedloveのガットを手に座ります。 わっ☆アレやってくれるの?と思った瞬間 豊「この風景で期待してる? やらないよ!(笑)」 「意外な曲をやります」と始まったイントロは かなりテンポのいい曲。。 ん?これは・・・「All About You」だ! 意外すぎるけどアコギでもカッコいい☆ 豊雪さんはサビで手を振ってほしそーな雰囲気でしたが アコギのデュオでは振りにくいデスm(_ _)m 「安藤さんは「あんみつ」というギターデュオをやってるけど 今日は1日限定の「あんたな」です。」 そんな紹介されたらいやがおうでも盛り上がります(笑) 「とはいえ次で最後の曲です」 某ギタリストさんのネタではなく今回はホントの話。 ハワイで撮ったビデオの話も出て来て その流れで「カピオラニの通り雨」(^▽^)ノ♪ また新たなバージョンが歴史に刻まれました..φ(.. ) 期待はしてたけど人数多いから無理だと思ってたので 超うれし〜!(*;▽;*) でも・・やらないよ!って言いながら結局やるんじゃん(笑) 伊東さんと改めて河野さんが呼び込まれて 【ほとんどスクェア】状態。 ドラムは一部に引き続き河崎さんが担当 「ボクなんかが叩いていいんですかね〜」 河崎さんのRockなドラムはかなり好き♪ 大丈夫(^_-)d 一部では豊雪さんの横に置いていた譜面台も 「これからは譜面要りませ〜ん!」とお片付け(笑) 「今日は『ザ』しかやりません!」という 豊雪さんの宣言に客席から歓声があがると 「『ザ』しかできません!(^_^;)」 今日は誰も『T』は求めてませんよ〜!(笑) サポートキーボードとして 「ドヤ顔シスターズ」のお一人(お名前失念)が登場 「彼女はこっち(キーボード)が本職です。」 豊雪さんの初めての生徒さんということでしたが 「キーボーディストでってのは変な話で ベースで初めての生徒はこの店に居ます。」 なんとHey-JOEのスタッフのおにーさんでした。 「曲は始まったらわかるから言いません」 そう豊雪さんがマイクを置いて始まったのは 「Feel Alright」 あまりライブでは聴かないこの選曲は素晴らしい! で、やっぱりハワイのビデオの話になるんだよね(笑) 伊東さんはモニターの音が聴こえにくかったみたいです。 それはきっとモニターのせいではなく 安藤さんの後ろのジャズコの音が大きかったからです。 後ろの方とかネットでご覧の方は 音のバランスはどうだったんでしょう??? 河野さんにマイクが渡り 豊雪さんはシンセをセッティング。 「豊雪さんは鍵盤も上手で。。」 ライブではシンセでベース弾いたり ドラム叩いたりしていたと当時の話を持ち出して 「この人ベース弾きたくないのかな〜と思ってたら ホントに辞めちゃった(笑)」 河野さんならではのエピソード(違)も出た所で なんでギター「バトル」って言うんだろうね 仲良くやればいいのに(笑)と 清水さんが呼び込まれての「Rodan」 安藤さんの白Fenderと清水さんのPRSが 激しくバトリます♪ 「ドラム叩きます!」と 河崎さんをドラムセットから追い出し 豊雪さんがドラムに座ります。 ベース不在の中呼び込まれたのは 「ドヤ顔シスターズ」のお一人だった古川伊織さん。 彼女もこっちが本職です(笑) 「It's Magic」 を聴いてベースを始めようと思ったそうですが なぜか櫻井さんに習いに行ったという(^_^;) 8ビートの刻みの中「1!2!、1、2、3、4!」とカウントが始まり 「Little Mermaid」のイントロへGO! あのカウントだとこれしかないでしょ〜♪ 「夢曲」にも入ってるからタイムリーな選曲です。 この曲が始まる前に伊東さんと安藤さんがヒソヒソ 伊「どこで入るか教えて」 安「えー、ボクもよくわかんないょ」 ・・・・・ヲイ(_ _;)/ 結局、安藤さんが伊東さんにGO出してました(^_^;) 「あー!好きな事させてもらって楽しい♪」 豊雪さんはご満悦なご様子。 ここでハプニング発生! 豊雪さんが光田さんを呼び込むのですが・・ なかなか現れないw ステージ横から(伸ばしてください)の合図が出ていましたが 「チェンジでお願いします〜」 そんなこんなで次の出番だった吉川さんがステージに現れ 伊東さんはサックスをEWIに持ち替え 安藤さんはリズムの確認。 アルバムではピアノも鳴ってるけど ライブではなかなか実現しにくいということで 吉川さんにサポートをお願いしての「Overhead Kick」 確かにこれは後ろでピアノがロックンロールしてた! 最近、スポーツニュースでこの曲を聴いたそうですが サッカーネタではなく室伏さんが写っていたそうです(^_^;) そして光田さん登場! 「すみません!自分を見失ってました!」 管理人には事情がよく掴めていないのですが 無事に戻って来ていただいてよかった。。 そんな光田さんをサポートに迎えての曲は 「Night Dreamer」 和泉さんも呼びたかったと豊雪さん。 でも、そんなことしてたらキリがないと。。(_ _;)そりゃそーだ 「終わりが近づいてきました」の言葉から 豊雪さんが若干ウルウルモードになってきます。 デビュー30周年でも特に何もするつもりはなかった事。 応援してくれてる人に「やらないでどうする」と言われてヤル気になった事。 ご自分のリーダー・ライブは意外にも初めてだった事。 ライブをするにあたって 安藤さんや伊東さんが一緒に出てくれる事や 渡辺真知子さんまで来てくれた事。 いろんな思いや感謝の言葉があり 会場とステージのメンバーからは温かい拍手が起こります。 「ライブのタイトルにもなってる『マジック』を」 ここで伊東さんがふいに 「オリジナルでは俺、吹いてないんだけど。。」 まーまー、伊東さんいいじゃないですか(^_^;) んなわけで本編最後は「It's Magic」 ベースソロでは伊東さんと安藤さんの間に分け入って テンション上がらない訳がない! 聴き慣れた曲でいつもと同じ構成ですが 忘れられないver.になりました。 これで本編終了しても 客席は納得するわけがない。 アンコールの拍手が大きく続きます。 「ステージにたくさん人が上がるとやる曲をやります」と 「Japanese Soul Brothers」のイントロ 隣の人に誘われて立ってしまいましたが みんな立ち上がらない!? ぅわ、気まずいぞ。。( ̄□ ̄|||) ベースソロが始まった所で座らせていただきました。 だって豊雪さんのベースソロは皆さん観たいよねm(_ _;)m 豊雪さんは期待を裏切る事なくソロを弾き倒し お待ちかねの背中弾き! そして歯弾きではいつもより回数多かったような。。 安藤さんが「うぁ〜(X_X;)」って顔でご覧になってたのですが。。 が。。 ギターソロの順番が回って来た時の事 安藤さんはおもむろにストラップを外しギターを背中に・・! え!? 安藤さん、背中弾きするの〜!? ・・・と思った瞬間 首を振りながらギターを降ろしてしまった。。 その後、普通に弾こうとされるのですが 外したままのストラップが前に来てしまって 慌てて伊東さんがストラップを後ろに回します(汗) 管理人は目の前で起こってる事が信じられなくて 「安藤さん無茶だよ〜」って心の中で叫んでいました。 しかし、次の安藤さんのソロの番で 安藤さんはストラップを素早くつけなおして 再びギターを背中に回し なんと見事なギターソロ!(@o@;) 「キャ〜☆」 横にMちゃんいなかったら卒倒してたかも(マジで) 負けじと清水さんが歯弾きで応戦! みんなどーしちゃったんだ〜(笑) 最後のリフレインのところで 「いつもは伊東さんが言うとこだけど今日はボクが(笑)」と 豊雪さんがメンバー紹介 『世界の伊東たけし』って豊雪さんが紹介すると 「やめろよ〜」と照れてた伊東さんは 最後のソロをいつもより長く吹き倒して とにもかくにもスゴいテンションの「JSB」でした。 「楽しかったからまたやろうと思います」 5年後と言わずに「”脚線美”から30年」とか言い出されて 伊東さんが「それいいね!乗った(笑)」 期待しますよ〜(^^)/ ステージを離れる時に 伊東さんや安藤さんと豊雪さんが ガッチリ握手を交わすのを見た時に すごくハッピーな気分になりました。 私の好きなこの人たちはみんなサイコー♪ 大好きなライブハウスで 大好きなメンバーの素敵なライブが観られて 管理人はとても幸せでした☆彡 豊雪さん、素敵なライブをありがとうございました! そして、更なるご活躍を! ライブが終わってから お店に坂東君が来てた事を知りました 何気にT-SQUARE全員揃ってました(笑) ライブ後、安藤さんが 「こんなことなら練習しとけばよかったな〜」って仰ったので リハでもやってたんですか?と尋ねたら 「まさかっ!やってないよ!」 時々、勢いでスゴい事するんですよね〜(^_^;) その度に寿命縮むかと思うほどビックリするんですけど。。 カッコいいから・・・許す(爆) <追記> お店が開場して中に入った時 整理券と引き換えにファイルをどうぞといただいた。 よーく見ると。。 ![]() 今回のライブ記念のものでした。 中にはメンバーのライブ告知のフライヤーがいろいろ やりますな(笑) |