10/21 横浜・Hey-JOE
田中豊雪セッション「あぁ、マジックから30年!」


田中豊雪(b)
安藤正容(g)、清水一雄(g)、伊東たけし(sax、EWI)、光田健一(key、vo)
河野啓三(key)、吉川哲也(key)、河崎真澄(ds)、古川伊織(b)、
Special Guest:渡辺真知子(vo)



[一部]
 1.庶民のファンファーレ(EL&P)
 2.The Inquisition(コロシアムⅡ)
 3.The Loner(G・ムーア)
 4.カルロスの涙(光田健一)
 5.My Treasure(光田健一)
 6.Crying Smile(光田健一)
 7.唇よ熱く君を語れ(渡辺真知子)

 -休憩-

[二部]
 1.All About You
 2.カピオラニの通り雨
 3.Feel Alright
 4.Rodan
 5.Little Mermaid
 6.Over Head Kick
 7.Night Dreamer
 8.It's Magic

 -アンコール-
 Japanese Soul Brothers


Flower

ザ・スクェア時代の黄金期を支えた
ベーシスト:田中豊雪氏の
デビュー30周年記念のライブにお邪魔してきました。

ゲストの顔ぶれを見れば当然のお話ですが
結構早い段階でチケットは完売し
有料でネット配信を決定したと聞いたのは
10月の安藤さんライブ@BAJの時でした。

整理券が17時から配布予定でしたが
16時前にお店を覗いたらすでに数人の方が並んでいたので
そのまま並びました(^_^;)
お店の中ではリハ真っ最中。
どんどんネタがバレていく。。( ̄▽ ̄|||)

開場時間の前にお店に来た時には
立ち見の整理券まで出ていたと知ってびっくり!
そしてお店に入ったら・・
鍵盤がかなりせり出していて
ステージ部分がかなり広い!
出演者が多いとこういうことになるんですね(_ _;)
安藤さんのギターが2本並んでいたので
迷う事なく前に座ってしまいましたが・・・
これじゃメモ取れないよ。。(^_^;)・・ま、いいか!?
今日はいつものアンプはなくジャズコで鳴らすようです。
(それはそれでいい音がするのさ!/笑)

開演時間もすぎて
豊雪さん、清水さん、河崎さん、吉川さんの4人が登場。
タイムマシンに乗ってご自身の活動をさかのぼるとかで
「某バンドは最後の登場です(笑)」

豊雪さんが教務部長を努める
音楽学校の講師をされている方が集まって
プログレの世界への誘い。。
管理人も聴いた事があった
EL&Pの「庶民のファンファーレ」
「田中も練習してるんだってとこを見せる」為の選曲という
難曲「The Inquisition」
「止まらなければいい!」というスリリングな演奏(?)
元ネタわからないので真偽の程は謎(笑)
ゲイリー・ムーアの名曲「The Loner」と続き
この3曲はいずれもG・ムーア絡みで
急死された彼への追悼の意も込められていたようです。

次に光田健一さんが呼び込まれて
吉川さんが一旦ステージを離れて
プログレからポップスな世界に転換。

サンタナとスクェアを融合させてような曲ということで
「カルロス・スクェア」という仮タイトルがついていた曲は
今は「カルロスの涙」という曲名になったと紹介。
光田さんがピアノからキーボードに移り
「ナイトレンジャー」ではなく(笑)「My Treasure」

光田さんのつながりから呼び込まれる河野さん。
河野さんが豊雪さんの紹介でT-Sに加入したのは
ファンの中では周知のエピソード。
そんな河野さんと吉川さんが再度呼び込まれ
さらに「ドヤ顔シスターズ」と名付けられた
コーラス隊の女性が3名ステージへ
広いステージに人が増えて行きます。
ここで光田さんもフロントにやってきて
光田さんのボーカルをフューチャーした「Crying Smile」

光田さんはピアノに戻りますが
ドヤ顔シスターズのお3人はステージに残ったまま
さらに河崎さんの奥様と
もうお一方男性(お名前失念)がステージへ
主役の豊雪さんが奥に埋もれてしまってます。
ここで豊雪さんからシークレット・ゲストの発表が。。
「ビックなゲストが来てくれました!」
登場したのは渡辺真知子さん!(おぉっ!)

スクェアと同じ事務所だったこともあって
アルバムの曲で共演したこともあったのだとか!
(知らなかった。。)
さらに豊雪さんとは飲み友達のようで。。(笑)
手書きで「祝30周年」と書いた
お酒の入った某バラの絵の紙袋を手渡すと
「ネを口に変えるとノロイになるから気をつけた」と
雰囲気作りもビッグ(?)です(^_^;)
始まった歌は聴いた事があるよな・・ないよな
サビのフレーズ聴いてわかった「唇よ熱く君を語れ」
彼女の熱くパワフルな歌声に
一応リアルタイムな世代な管理人は鳥肌立ってしまいました。

ここで一部終了

トイレに行こうとお店を出たら
むっちゃ普段着の晋吾君に遭遇。
ま「弾かないんですか?」
晋「いやぁ〜、今日は観させてもらいます(^_^;)」
お店の控え室(なのか?)では
伊東さんのウォーミングアップの音が響きます。
渡辺真知子さんは早々にお帰りになりました。

二部。

ステージの中央に椅子が2つ。
現れたのは安藤さんとサイレントギターを抱えた豊雪さん。
安藤さんはBreedloveのガットを手に座ります。
わっ☆アレやってくれるの?と思った瞬間
豊「この風景で期待してる? やらないよ!(笑)」
「意外な曲をやります」と始まったイントロは
かなりテンポのいい曲。。
ん?これは・・・「All About You」だ!
意外すぎるけどアコギでもカッコいい☆
豊雪さんはサビで手を振ってほしそーな雰囲気でしたが
アコギのデュオでは振りにくいデスm(_ _)m

「安藤さんは「あんみつ」というギターデュオをやってるけど
今日は1日限定の「あんたな」です。」
そんな紹介されたらいやがおうでも盛り上がります(笑)
「とはいえ次で最後の曲です」
某ギタリストさんのネタではなく今回はホントの話。
ハワイで撮ったビデオの話も出て来て
その流れで「カピオラニの通り雨」(^▽^)ノ♪
また新たなバージョンが歴史に刻まれました..φ(.. )
期待はしてたけど人数多いから無理だと思ってたので
超うれし〜!(*;▽;*)
でも・・やらないよ!って言いながら結局やるんじゃん(笑)

伊東さんと改めて河野さんが呼び込まれて
【ほとんどスクェア】状態。
ドラムは一部に引き続き河崎さんが担当
「ボクなんかが叩いていいんですかね〜」
河崎さんのRockなドラムはかなり好き♪ 大丈夫(^_-)d
一部では豊雪さんの横に置いていた譜面台も
「これからは譜面要りませ〜ん!」とお片付け(笑)

「今日は『ザ』しかやりません!」という
豊雪さんの宣言に客席から歓声があがると
「『ザ』しかできません!(^_^;)」
今日は誰も『T』は求めてませんよ〜!(笑)
サポートキーボードとして
「ドヤ顔シスターズ」のお一人(お名前失念)が登場
「彼女はこっち(キーボード)が本職です。」
豊雪さんの初めての生徒さんということでしたが
「キーボーディストでってのは変な話で
ベースで初めての生徒はこの店に居ます。」
なんとHey-JOEのスタッフのおにーさんでした。

「曲は始まったらわかるから言いません」
そう豊雪さんがマイクを置いて始まったのは
「Feel Alright」
あまりライブでは聴かないこの選曲は素晴らしい!
で、やっぱりハワイのビデオの話になるんだよね(笑)
伊東さんはモニターの音が聴こえにくかったみたいです。
それはきっとモニターのせいではなく
安藤さんの後ろのジャズコの音が大きかったからです。
後ろの方とかネットでご覧の方は
音のバランスはどうだったんでしょう???

河野さんにマイクが渡り
豊雪さんはシンセをセッティング。
「豊雪さんは鍵盤も上手で。。」
ライブではシンセでベース弾いたり
ドラム叩いたりしていたと当時の話を持ち出して
「この人ベース弾きたくないのかな〜と思ってたら
ホントに辞めちゃった(笑)」
河野さんならではのエピソード(違)も出た所で
なんでギター「バトル」って言うんだろうね
仲良くやればいいのに(笑)と
清水さんが呼び込まれての「Rodan」
安藤さんの白Fenderと清水さんのPRSが
激しくバトリます♪

「ドラム叩きます!」と
河崎さんをドラムセットから追い出し
豊雪さんがドラムに座ります。
ベース不在の中呼び込まれたのは
「ドヤ顔シスターズ」のお一人だった古川伊織さん。
彼女もこっちが本職です(笑)
「It's Magic」 を聴いてベースを始めようと思ったそうですが
なぜか櫻井さんに習いに行ったという(^_^;)

8ビートの刻みの中「1!2!、1、2、3、4!」とカウントが始まり
「Little Mermaid」のイントロへGO!
あのカウントだとこれしかないでしょ〜♪
「夢曲」にも入ってるからタイムリーな選曲です。
この曲が始まる前に伊東さんと安藤さんがヒソヒソ
伊「どこで入るか教えて」
安「えー、ボクもよくわかんないょ」

・・・・・ヲイ(_ _;)/
結局、安藤さんが伊東さんにGO出してました(^_^;)

「あー!好きな事させてもらって楽しい♪」
豊雪さんはご満悦なご様子。

ここでハプニング発生!
豊雪さんが光田さんを呼び込むのですが・・
なかなか現れないw
ステージ横から(伸ばしてください)の合図が出ていましたが
「チェンジでお願いします〜」
そんなこんなで次の出番だった吉川さんがステージに現れ
伊東さんはサックスをEWIに持ち替え
安藤さんはリズムの確認。

アルバムではピアノも鳴ってるけど
ライブではなかなか実現しにくいということで
吉川さんにサポートをお願いしての「Overhead Kick」
確かにこれは後ろでピアノがロックンロールしてた!
最近、スポーツニュースでこの曲を聴いたそうですが
サッカーネタではなく室伏さんが写っていたそうです(^_^;)

そして光田さん登場!
「すみません!自分を見失ってました!」
管理人には事情がよく掴めていないのですが
無事に戻って来ていただいてよかった。。
そんな光田さんをサポートに迎えての曲は
「Night Dreamer」
和泉さんも呼びたかったと豊雪さん。
でも、そんなことしてたらキリがないと。。(_ _;)そりゃそーだ

「終わりが近づいてきました」の言葉から
豊雪さんが若干ウルウルモードになってきます。
デビュー30周年でも特に何もするつもりはなかった事。
応援してくれてる人に「やらないでどうする」と言われてヤル気になった事。
ご自分のリーダー・ライブは意外にも初めてだった事。
ライブをするにあたって
安藤さんや伊東さんが一緒に出てくれる事や
渡辺真知子さんまで来てくれた事。
いろんな思いや感謝の言葉があり
会場とステージのメンバーからは温かい拍手が起こります。

「ライブのタイトルにもなってる『マジック』を」
ここで伊東さんがふいに
「オリジナルでは俺、吹いてないんだけど。。」
まーまー、伊東さんいいじゃないですか(^_^;)
んなわけで本編最後は「It's Magic」
ベースソロでは伊東さんと安藤さんの間に分け入って
テンション上がらない訳がない!
聴き慣れた曲でいつもと同じ構成ですが
忘れられないver.になりました。

これで本編終了しても
客席は納得するわけがない。
アンコールの拍手が大きく続きます。

「ステージにたくさん人が上がるとやる曲をやります」と
「Japanese Soul Brothers」のイントロ
隣の人に誘われて立ってしまいましたが
みんな立ち上がらない!? ぅわ、気まずいぞ。。( ̄□ ̄|||)
ベースソロが始まった所で座らせていただきました。
だって豊雪さんのベースソロは皆さん観たいよねm(_ _;)m

豊雪さんは期待を裏切る事なくソロを弾き倒し
お待ちかねの背中弾き!
そして歯弾きではいつもより回数多かったような。。
安藤さんが「うぁ〜(X_X;)」って顔でご覧になってたのですが。。

が。。

ギターソロの順番が回って来た時の事
安藤さんはおもむろにストラップを外しギターを背中に・・!
え!? 安藤さん、背中弾きするの〜!?
・・・と思った瞬間
首を振りながらギターを降ろしてしまった。。
その後、普通に弾こうとされるのですが
外したままのストラップが前に来てしまって
慌てて伊東さんがストラップを後ろに回します(汗)
管理人は目の前で起こってる事が信じられなくて
「安藤さん無茶だよ〜」って心の中で叫んでいました。

しかし、次の安藤さんのソロの番で
安藤さんはストラップを素早くつけなおして
再びギターを背中に回し
なんと見事なギターソロ!(@o@;)
「キャ〜☆」
横にMちゃんいなかったら卒倒してたかも(マジで)

負けじと清水さんが歯弾きで応戦!
みんなどーしちゃったんだ〜(笑)
最後のリフレインのところで
「いつもは伊東さんが言うとこだけど今日はボクが(笑)」と
豊雪さんがメンバー紹介
『世界の伊東たけし』って豊雪さんが紹介すると
「やめろよ〜」と照れてた伊東さんは
最後のソロをいつもより長く吹き倒して
とにもかくにもスゴいテンションの「JSB」でした。

「楽しかったからまたやろうと思います」
5年後と言わずに「”脚線美”から30年」とか言い出されて
伊東さんが「それいいね!乗った(笑)」
期待しますよ〜(^^)/


ステージを離れる時に
伊東さんや安藤さんと豊雪さんが
ガッチリ握手を交わすのを見た時に
すごくハッピーな気分になりました。
私の好きなこの人たちはみんなサイコー♪

大好きなライブハウスで
大好きなメンバーの素敵なライブが観られて
管理人はとても幸せでした☆彡
豊雪さん、素敵なライブをありがとうございました!
そして、更なるご活躍を!


ライブが終わってから
お店に坂東君が来てた事を知りました
何気にT-SQUARE全員揃ってました(笑)


ライブ後、安藤さんが
「こんなことなら練習しとけばよかったな〜」って仰ったので
リハでもやってたんですか?と尋ねたら
「まさかっ!やってないよ!」
時々、勢いでスゴい事するんですよね〜(^_^;)
その度に寿命縮むかと思うほどビックリするんですけど。。
カッコいいから・・・許す(爆)


<追記>
お店が開場して中に入った時
整理券と引き換えにファイルをどうぞといただいた。
よーく見ると。。

File

今回のライブ記念のものでした。
中にはメンバーのライブ告知のフライヤーがいろいろ
やりますな(笑)





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