子が親の現況をどのように認識しているか
父・母に対して、どのような感情を抱いているか
今後、子はどのような状況におかれるのか
ではないかと思います。
子にとって良い状況とは、「自分の親に悪い感情を持っていない状況」のことだと思います。
夫婦間の悪い感情を子に伝染させてしまったり、その他、子が自分の親に対して悪い感情を抱くことは、子の精神面を考える上で、危険な状況にあると捉えるべきです。
逆に、親に対して悪い感情を持つことなく、親と親しく接することができているのであれば、子は良い方向へ育っている、親としての責任を果たせているとお考えになるべきだと思います。
しかし、子が親に対して悪い感情を持っていなかったとしても、親の状況を察した時に、現状を変えることができないことを自分のせいだと思い込み、悩みやストレスを抱え、精神的に不安定になってしまう可能性があります。
子にとって悪い状況にあるならば、子の情緒の不安定が精神的成長に悪影響を与えかねませんので、子が離婚を望んでいるかは様々ですけれども、現状を変える事を考えるべきだと思います。
但し、ご自身や子が、その後、どのような状況におかれるのか、しっかりと推測・ご検討なさった上で行動なさる必要があります。
当然のことながら、離婚を考える必要のない状況が最も良いことではありますが、子にとっては、必ずしも離婚しない方が良いとは限りません。
文言に語弊はありますが、「一見、悪い親」と「子が親に対して抱く感情」とは別です。
もし、このページを見ている方が、【親はいつも仲が悪い状態】だとお思いでしたら、あなたの意見を親に伝えてあげてほしいと思います。
離婚を考える際、必要な事項 |
---|
|
|
|
|
|
|
|
|